1. 福島第1原発が汚染水くみ上げを開始!本当に汚染の対処は進んでいる?

福島第1原発が汚染水くみ上げを開始!本当に汚染の対処は進んでいる?

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 東日本大震災から3年。この自身により大きな被害を受けた福島第1原発ですが、放射性物質による汚染を封じ込めるには未だ至っていません。しかし、遅々として進まなかった汚染水抑制策に動きが見られるようになってきました。

東京電力福島第1原発1~4号機建屋周辺の地下水を、放射性物質濃度を下げた上で海へ放出する計画で、東電は12日、試験的なくみ上げを開始したと発表した。汚染水抑制策の一環で、19日までに約500トンをくみ上げる予定。

出典:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014081200353&g=soc
 東京電力は、8月12日に福島第1原発の試験的なくみ上げを開始しました。これは地下水をくみ上げ、福島第1原発の汚染水の濃度を引き下げた上で海へと放出する計画の第一歩と見られています。

東電は浄化して排出基準を満たした水を、最終的に海に排出する計画だが、風評被害への懸念から地元漁業者の反発が予想される。東電は浄化試験の結果を踏まえ、あらためて地元に説明する方針。

出典:原発汚染水:東電が試験的くみ上げ開始 浄化テストも - 毎日新聞 - 毎日jp
 しかし、汚染水を海へと放出する計画に対しては反発の声が上がっている等、地元漁師らを納得させるために今回の実験が重要なものであることは間違いありません。

 やっと動き始めたかのように見える福島第1原発の汚染水問題ですが、やはりここまでの対応はかなり難航していると言えます。

東京電力福島第1原発に保管されている汚染水について、東電が目標としていた今年度内の全量浄化処理が達成困難なことが1日、分かった。汚染水から放射性物質を除去する多核種除去装置「ALPS(アルプス)」が計画通りに稼働できていないためで、東電も現状では処理が間に合わないことを認めた。

出典:福島第1原発:汚染水、年度内浄化困難に アルプス不調で - 毎日新聞
 東京電力は、東京オリンピックでの首相の発言を基に2014年度中に福島第1原発の汚染水を浄化することを目標としていました。しかし、汚染水浄化活動に必要な装置の不具合により目標達成は不可能であるとの判断を下しています。

東京電力福島第一原発の汚染水対策の柱として、政府が三百二十億円の税金を投じる凍土遮水壁に、着工から三週間で黄信号がともっている。海側の建設ルート上を地下トンネルが横切っており、中の高濃度汚染水を抜かないと凍土壁は造れない。その水抜き工事が難航しているからだ。 

出典:東京新聞:「凍土壁」早くも黄信号 地下トンネル、汚染水抜き難航:福島 ...
 さらに、地下水を流入させ汚染水流出を防ぐ「凍土遮水壁」の実現にも難航していて、福島第1原発の汚染水浄化への道のりはまだまだ長いようです。

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