1. 日本人って本当に働きすぎなの? 海外の働き方まとめ

日本人って本当に働きすぎなの? 海外の働き方まとめ

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by paranoidnotandroid

 海外から「日本人は働きすぎだ!」とか、出勤ラッシュ時のすし詰め状態の満員電車を「信じられない!」「息ができない!」などと言われたり、日本人の働き方は世界から見るとかなり異質に見えるようです。実際に日本に住んでいると、「働きすぎだな……」とは思いつつ、比較対象である日本のビジネスマンもかなり働いているので、どれくらい働きすぎなのかなかなか分かりづらいのでは。では、比較対象を海外に向けてみましょう。

ドイツの場合

by fdecomite

 自動車・鉄鋼・化学・機械などの産業が有名で、EU最大の経済大国であるドイツ。勤勉に働いているイメージがあるが、実際はどうなのでしょうか。

休暇

ドイツでは、4週間続けてバカンスを取るのは珍しくない。

断っておくが、病欠は有給休暇とは別の休暇である。病気のときは、病欠を取ればよい。医師の診断書があれば、最長6週間までは病欠でき、その間は給料も支払われる。有給休暇は、あくまでも楽しみ・休養のために使うものなのだ。

出典:「仕事が残ってても休みます」経済大国ドイツの人の働きかた

労働時間と働き方

自分の仕事も明示されているため、ドイツ人は自分の担当以外の仕事は、やらない。ドイツに来て「それは私の仕事ではない」という一言を幾度か聞き、突き放された気持ちになることがあった。日本人の私には冷たく感じられたが、ドイツの合理的な働き方を考えれば、そういう対応になるかもしれない。

目的を遂行するために、無駄なことはしない。そう、ドイツ人は合理的なのだ。

出典:「仕事が残ってても休みます」経済大国ドイツの人の働きかた

スウェーデンの場合

by flo_p
 ノーベル賞やIKEAなどのインテリア・雑貨、H&Mなどで有名なスウェーデン。高い税率だけど手厚い社会保証や、女性の社会進出などで有名なスウェーデンの働き方は?

休暇

一般企業では通常年5週間の有給休暇を認めていて、ほぼ全ての人がこれを取得します。病気で仕事を休む場合は別の休暇適用があり、有給休暇はあくまでもリフレッシュするためのものです。多くの人は6月中旬から8月中旬の間に取得し、この期間スウェーデンでは夏季シーズンとして交通機関の本数が少なくなったり、お店の営業時間が短くなったりします。

出典:長期休暇が取れる環境 | スウェーデンスタイル・コム

だいたいの会社で有給休暇1日に対して会社がお小遣いを支給してくれます。

出典:スウェーデンの有給休暇|Eriko|note

労働時間と働き方

もちろん残業はあります。仕事内容と時期にもよりますが、人によっては日本並みの残業をこなさなければいけない人もたくさんいます(例えば月30時間以上オーバー等)。それでも、法律で月50時間以上、年に200時間以上の残業は禁止されています。

日本と違う所は、スウェーデンは日本に比べてめりはりがあるということでしょうか。私個人の感覚では、日本ではほぼ恒久的に残業をしなければ仕事が追いついていかない感がありますが、スウェーデンはたくさん残業をこなさなければいけない時期がある一方で、はやく家に帰ることが出来るときは皆ためらいなくさっさと家に帰ります。それに夏は多くの人がバケーションでお休みをとるので、全体的な仕事の量とペースが一般的にぐっと落ちます。

出典:jobba - Stockholm Diary
アメリカの場合

スウェーデンでは仕事の分業化が明確で、ひとりひとりが自分の仕事にのみ責任を持ち、他人の仕事に関わらない。担当者が休めばその仕事が滞るだけ で、同僚が手伝うことはない。そのことが、同僚に迷惑をかけずに育休や病欠が取れる理由。

出典:日本とスウェーデンの働き方の違い - Togetterまとめ

アメリカの場合

by rkramer62

 経済における世界の中心といっても過言ではないアメリカの働き方はどうなのだろうか?

休暇

アメリカ人は、休暇を当然の権利というよりは贅沢と捉えている。実際アメリカは、先進国中、有給休暇の保証のない唯一の国だ。

出典:意外と残念なアメリカ人の休暇事情 - IBTimes:世界の最新ビジネス ...

平均14日間の休暇を取る余裕があるにもかかわらず、実際に取得しているのは10日のみで、4日は残している。

出典:意外と残念なアメリカ人の休暇事情 - IBTimes:世界の最新ビジネス ...

アメリカ人の多くが有給休暇の権利を持っていないだけではない。たとえ付与されていても、消化できずにいるケースも多い。不況のあおりを受け、労働者が職場での賛同を得られなかったり、職を失うのではないかと不安を抱いたりしているのも一因だろう。

出典:「有給休暇」日本よりアメリカのほうが悲惨? - ハフィントンポスト

労働時間と働き方

アメリカ国内でも時差があるために早朝、あるいは夜遅くまで勤務をしなければならないという事情もあるが、朝 6 時に出勤している人も知っている。同部署の人が残業していても、上司が残業していても平然と帰ることが出来るのは驚いたアメリカ文化である。

出典:アメリカで就職:休日、祝日 - おでかけ.US

アメリカ人はまた、エキストラなお金の為にいくつかの職を掛け持ちしている人も少なくはない。そのエキストラなお金で豪華な休暇を満喫したりするのである。

出典:アメリカで就職:休日、祝日 - おでかけ.US

アメリカの社会ですと、基本的に『結果』がもっとも重要視されます。

出典:プライベートを尊重する会社 - アメリカに住むサラリーマンのブログ

私の会社では基本は社員のプライベートを出来る限り尊重しようとする傾向があります。


もちろん緊急で重大な仕事の場合はプライベートよりも仕事が優先されることはありますが、調整が可能である場合には、お互いの状況を理解した上で一番よい時間で調整します。

このひとつの理由は、モチベーションを保ってもらい、可能な限りよい状態で最大のパフォーマンスで仕事をしてもらおうという心遣いがあります。

特に家族のために時間を使う場合は、会社は一方的に仕事を優先させるようなことはなく、家族のことも考慮したうえで調整します。

出典:プライベートを尊重する会社 - アメリカに住むサラリーマンのブログ

風土と文化にあった働き方を

 やはりヨーロッパはこうやって見ると働きやすい環境が整えられていますね。ただ、そのまま日本に導入してもうまくいきません。なぜなら、そのベースにあるのは“文化”だからです。日本には日本の文化があるので、結果主義と個人主義をそのまま日本に持ってきても、きっとその周辺も含めて破綻してしまうでしょう。ただし、現状の日本の働き方がいいわけでは決してありません。各国を参考にしつつ、少しずつでもいいので社会保障とともに、日本オリジナルの働きやすい環境が整っていくといいですね。

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