1. 【コラム】投資信託の『性格』は2つに大別できる!?

【コラム】投資信託の『性格』は2つに大別できる!?

 みなさんは資産運用をどのようにしていますか?株や国債などさまざまな金融商品があると思います。今回は性格によって商品がかわる投資信託についてご紹介いたします。

投資信託を購入する前に知っておくべきこと

 資産運用を考える際に外せない選択肢に『投資信託』があります。というのは、金融機関に行っても、ネット証券で調べても、おすすめポジションにあるからです。投資信託について、初めての資産運用という意味で私は概ね賛成です。

 ただし、商品性をわからずに購入することは避けていただきたいと思います。今日は特に投資信託の『性格』について解説していきます。

平均点狙いの性格、それよりも上を狙いたい性格

 投資信託を購入している方に、どんな商品を持っているかを質問すると、「外債です」「日本株です」など、カテゴリーに関する回答をいただけるケースは多々あります。

 しかし、次の質問に答えられる方がなんと少ないことか…。「パッシブ運用ですか?アクティブ運用ですか?」これが、私の言うところの投資信託の『性格』です。投資信託は『目標』を掲げている商品が大半です。この目標基準のことを、『ベンチマーク』といいます。

 例えば、日本株の商品のベンチマークとしては、『日経平均株価』や『TOPIX』が多く用いられます。ベンチマークを掲げたら、それとソックリな運用を目指すタイプを『パッシブ運用』、または『インデックス運用』といいます。いわば、平均点狙いとでもいいましょうか。

 ベンチマークを上回るような運用を目指すタイプを『アクティブ運用』といいます。平均点よりも上を狙っていきたいという性格です。では、パッシブ運用はどのようベンチマークと連動させるのか?『TOPIX』をベンチマークとした商品を例に説明しましょう。

 TOPIXとは東証一部に上場している全ての銘柄で計算される数字です。それと、ソックリな運用を目指すわけですから、東証一部のほとんど全ての銘柄に投資をすればいいわけです。それに対し、アクティブ運用は全てではなく、商品コンセプトに合わせて専門家が絞り込みをします。

『性格』の違いで異なる値動きと手数料

 一般に、上下の値動きが大きくなりやすいのはアクティブ運用です。これは、平たくいうと『絞り込みの当たり外れ』があるからです。また、『信託報酬』という、手間ひま代のような手数料が高いのもアクティブ運用です。理由は銘柄を絞り込む手間ひまがかかっているからです。値動きが大きく、信託報酬が高いとなると、アクティブ運用が悪いように聞こえてしまうかもしれません。

 しかし、私は悪いとも思いません。『絞り込み』のコンセプトに惚れ込んだのであれば、それはそれで良いでしょう。その信託報酬の差ほどの無駄遣いは、人間至るところでしていると思いますし、惚れていればワクワク感を持って運用できるかもしれません。

 問題は、そもそもパッシブ運用なのかアクティブ運用なのか、わからずに購入することです。大切なお金を運用するわけですから、『性格』の違いを知って選んでいただきたいと願います。

カイケイ・ネットナビゲーターによるコメント

 大手金融機関が商品の性格として「パッシブ」「アクティブ」の2要素を大きな ポイントとして、掲げているということは、恐らくそれが一番無難な選択肢とい うことなのでしょう。

 やはり僕のような個人投資家は、どうしても「ドラスティック」を選びがちです。投資信託で性格が「ドラスティック」な選択肢はほぼないと思われますが、投資をしすぎて凍死しないよう、懐具合を十分に温めていきたいと思います。投資をしすぎて凍死しないよう、懐具合を十分に温めていきたいと思います。

(カイケイ・ネットナビゲーター(MS-japanコンサルタント)石川 卓見)



(文=ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士川部紀子)



<この記事はカイケイ・ネットが提供しています>

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