1. 【ビジネスパーソンの基礎知識・政治編】そもそも閣議決定って何?

【ビジネスパーソンの基礎知識・政治編】そもそも閣議決定って何?

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 最近、集団的自衛権行使の容認が閣議決定されたことが話題になっていますね。閣議決定されたんだ…と何となく終わりにしてしまっていませんか。何となく聞き流してしまう閣議決定ですが、案外それが何であるかを理解出来ていないものです。ここでは、そもそも閣議決定とはという基本的なところから解説をしていきます。

閣議の主体の内閣

 本題に移る前に基礎知識として、今回解説していく閣議決定の主体である内閣についてを簡単に説明して行きましょう。

 内閣とは、首長である内閣総理大臣を始めに、各国務大臣によって構成される合議体のことを指します。日本では、内閣が国家行政の最高機関であり、行政権を保持しています。業務は様々あるものの、今回重要になるのは国会への議案・法案提出を行なうことが出来るという点です。現在の法律のほとんどは内閣からの発議であるという点を覚えておいてくださいね。

閣議決定とは? 

 政府(行政)の意思決定機関である閣議において、全大臣合意のもと決定される政府全体の合意事項。

出典:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%D5%B5%C4%B7%E8%C4%EA
 閣議は内閣のメンバーで行なわれる会議で、政治をどういった方向に進めていくかの決定を行います。そこで今回決定されたのが集団的自衛権の行使であるという訳です。 

どれくらい重要?

類似のものとして、閣議了解、閣議報告、配布、閣僚発言などがあるが、閣議決定が一番格が高く、実質的には、行政の最高意思決定手法。

出典:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%D5%B5%C4%B7%E8%C4%EA
 実はその閣議決定は、行政における最高の意思決定手段なのです。なぜなら、内閣は行政権を担う機関であり、その内閣が決定した事項であるためです。国家行政の最高機関が行なった決定も最高のものであるということですね。

閣議決定の後は何をするの?

 閣議決定がいくら大事なことであるとは言っても、ただ閣議決定を行なっただけではあまり意味がありません。今日の夕食に何を食べようかということを決定しても、それから材料を揃えたりレシピや料理を作ったりしなくては意味がありませんよね。では、閣議決定を意味あるものにするためには何をするのでしょうか?

 閣議決定を行なったら、次に内閣がすべきなのは法律案の作成です。方針を決めたら、それを実行に移すために法律を作る必要がありますね。しかし、法律を作成するのは国会です。内閣の権限はあくまでも、法律を作成する前の案を提出することに留まります。


 上記のことから分かるのは、閣議決定というのは大切なものです。しかし、その先に行なうことがより重要なことです。閣議決定は全体的な指針を決めたということに過ぎないからです。集団的自衛権に関しては、これからの動向にも着目する必要が多いにあるということですね。

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