1. 【日本と世界のアントレプレナー】起業しようと思ったきっかけをまとめてみた

【日本と世界のアントレプレナー】起業しようと思ったきっかけをまとめてみた

by MIKI Yoshihito (´・ω・)
 学生起業や大企業からの起業など、最近耳にすることが増えてきた「起業」。人それぞれ、起業するまでのバックグラウンドは異なりますが、日本・海外で成功を手にしている起業家は一体どんな思いで起業したのでしょうか?

 ここでは、日本と海外の起業家を代表する4名がどのようなきっかけで、どのタイミングで起業を決断したのかをみていきましょう。

藤田晋(サイバーエージェント)

入社1年目の12月、友人からの1本の電話をきっかけに、私は起業することを決意します。

出典:第18回 株式会社サイバーエージェント 藤田 晋 3 | 起業事例 | 起業・開業 ...
 サイバーエージェントの藤田晋氏の起業したきっかけは一本の電話でした。しかし、電話をきっかけに起業したことになっていますが、藤田氏は高校時代から起業家になろうと志していました。 

 高校時代バンドをやっているときに、音楽の才能がある友人に出会い自分には音楽の才能がないことを痛感したのです。藤田氏はこのとき「おれは、レコード会社を作ってお前をデビューさせてやる」と口から出まかせで言いました。でも、のちにこの出来事が藤田氏にとっては音楽を諦めて、起業家を志した決定的な瞬間だったのです。

 その後、東京の大学を卒業しインテリジェンスに就職した藤田氏。将来会社を作ろうと思っていた藤田氏は、馬車馬のように働いていました。そんなときにオックスプランニングに勤めていた親友の中山から一本の電話がかかってきたのです。その内容は「オックスの経営陣で内紛が起きたぞ」「わからない。おれもこのまま会社にいるかわからない」というものでした。

 その電話をきっかけに藤田氏は起業する決意を固めました。その後、1998年にサイバーエージェント設立。高校時代からの志を実現した瞬間でした。藤田氏の場合は、高校時代の挫折から起業を志し、親友からの一本の電話が起業するきっかけとなったのです。

孫正義(ソフトバンク)

高校時代、司馬遼太郎の「竜馬が行く」を読み、坂本龍馬の生き方に共感を覚える。父が病に倒れ、家族が危機に陥る中、起業家を目指し渡米を決意。

出典:孫正義氏の生い立ちと理念 【たかじんNOマネー】: テレビにだまされないぞぉ
 では、ベンチャー企業から1兆円を超える企業へ成長させた孫正義氏の起業のきっかけは、なんだったのでしょうか?

 孫氏の起業のきっかけは、一冊の本を読んだことでした。この本の中で孫氏が影響を受けた内容は、坂本龍馬が下田屋に通い詰めている場面です。

 下田屋は、当時では珍しく世界地図や多くの輸入品を扱っていました。外の世界への憧れを強く持っていた龍馬。そんな龍馬の生き方に共感を覚えて、孫氏もまた外の世界への憧れを抱くようになりました。一冊の本がアメリカ留学のきっかけであり、起業家を目指したきっかけでもあったのです。

 もう一つ孫氏が起業するにあたり影響を受けたことがあります。それは、志を高く持つことです。坂本龍馬といえば、明治維新をはじめとした日本の歴史に大きな影響を与えた人物。孫氏も志を高く持っている人物としてよく知られています。有名なのがソフトバンク創業初日の演説です。

自らもソフトバンクを創業した初日に、ミカン箱の上に乗り、2人しかいないアルバイトを前にして、「少なくともソフトバンクは、30年後には豆腐屋さんのように、売上の単位を1兆(丁)、2兆(丁)と数えるぞ。1000億とか5000億なんちゅうのは、モノの数字ではない。1兆、2兆と数えてはじめて、モノの数だ! そういう規模の会社にするぞ」と宣言したそうです。

出典:日本最高のストーリーテラー:ソフトバンク孫正義社長 名言
 この演説からも孫氏は坂本龍馬の影響を受けていると言えるでしょう。打ち出したビジョンを次々と達成していく孫氏。起業のきっかけと目標を高く設定する志は、一冊の本に描かれている坂本龍馬のストーリー・フレーズにありました。

イーロン・マスク(Tesla Motors)

最初にシリコンバレーに来たのは、スタンフォードの大学院で高エネルギー物理学を学ぶためでした。それが1995年で、インターネットは世界にものすごい影響を与えるものなんだと衝撃を受け、インターネットの世界でやっていきたいと志すようになりました。

出典:「常に批判を求めよ。原理を疑え」”世界最高の起業家”テスラモーターズ ...
 次にスタートアップの聖地であるシリコンバレーの起業家であるイーロン・マスク氏はどのようなきっかけで起業したのでしょうか? 

 PayPal創業者にして現在はTesla Motorsを手がけるイーロンマスク氏の起業したきっかけは、インターネットが世界に与えるであろう衝撃でした。インターネットに衝撃を受けてPayPalを起業した訳ですが、イーロン・マスク氏の起業を志した出来事は、彼の幼少期のバックグラウンドにありました。

 イーロン・マスク氏は、南アフリカに生まれ裕福な家庭に育ちました。10歳になったある日、サウスアフリカのお店でコモドールVIC-20(1980年発売の家庭用パソコン)を購入してもらったイーロンマスク氏。「こんなものは見たことがない!」と衝撃を受けたそうです。

 パソコンでゲームを作ったり、プログラムを組んでみたりとゲームを作るときはいつもワクワクしていた。この出来事がきっかけとなり、テクノロジーや最先端の機械に興味を持ち始め、いつか物事の最先端の地アメリカに渡ろうと志したのです。

 イーロン・マスク氏の起業のきっかけは、シリコンバレーを訪れた際のインターネットへの衝撃でしたが、幼い頃からテクノロジーで世界を変えてやろうと心の奥底では思っていたことが伺えます。子供の頃に感じたワクワク感が起業するきっかけとなったのです。

マーク・ザッカーバーグ(Facebook)

「フェイスマッシュ」というサービスだった。これは、キャンパス内で誰が一番「ホット」な人間かを決めるというもので、ザッカーバーグが某女子学生に対して腹をたて、うさ晴らしに作成したという。

出典:Facebook創設者マーク・ザッカーバーグ(Mark Elliot Zuckerberg ...
 全世界12億ユーザーの巨大SNS「Facebook」の創業者として知られるマーク・ザッカーバーグ氏の場合もみてみましょう。

 
マーク・ザッカーバーグ氏の
起業のきっかけは、彼女に振られたことでした。この彼女に振られた怒りから、ハーバード大学内の女子学生の顔を比べて、勝ち抜き投票させるゲームを一晩で開発しました。

 この一晩で作成した「フェイスマッシュ」が、大学のサーバーをパンクさせたことが問題になり、ザッカーバーグ氏は大学側に処分されてしまいます。その後、2004年にFacebook設立。このエピソードは、映画ソーシャルネットワークでも描かれています。ザッカーバーク氏が起業したきっかけは、女の子に振られたことから始まりました。


 日本と世界を代表する4名の起業家が、起業したきっかけをまとめてみました。起業のきっかけは、一冊の本だったり、一本の電話だったりと様々です。一方で、世界や時代を変えたいという志を持っていた点では、共通するものがありました。成功するものは、ブレない志を持っているのかもしれません。

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