1. 【面白法人カヤック・長谷川哲士の1人だけの会社説明会】カヤックのコピーライターが炎上体験を告白!

【面白法人カヤック・長谷川哲士の1人だけの会社説明会】カヤックのコピーライターが炎上体験を告白!

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 6月14日の夜、面白法人カヤックが「1人だけの会社説明会」を開催した。カヤックでは、今年の1月に「1社だけの合同説明会」という新卒採用イベントを行なっており、そのスピンアウト企画だ。

 第一回目の登壇者は、10万人以上のTwitterフォロワーがいるコピーライター長谷川哲士氏。今回のイベントの参加者の約1/3が、長谷川氏のツイートなどでイベントを知ったという。

 そんな長谷川氏が毎日の仕事の中でどのようなことが起きているかを語ってくれたので紹介する。

「ここが変だよ、カヤック社員」

 イベントは、カヤック社員の変な習慣の紹介から始まるという予想の斜め上の展開で始まった。長谷川氏の社内に出したメールがきっかけで、炎上してしまった体験も紹介(ここでは割愛)。ちなみに、長谷川氏の考えるカヤック社員の変なところとは 「メールで「!」をとにかく多用すること」「居眠りが多すぎること」「社内を靴下で動き回る人が多すぎること」だそう。

 真面目な会社員であれば、ちゃんと仕事をしているのかと疑いたくなるような行動だが、カヤックではこれが面白いほど普段から見られる光景なのだ。この自由奔放な文化は、社内イベントにも大きく反映されていてる。

「ぜんいん社長合宿」

 その社内イベントとは 「ぜんいん社長合宿」というもの。全社員がオフィスから離れた施設にバスで行き、泊まりがけで開催するハッカソンやアイデアソンのようなもの。与えられたテーマに対して各チームで考えたアイディアやプロダクトを最終日に全員の前でプレゼンするという流れになっている。

 ある回のテーマは「久場(カヤック代表取締役)をテーマにしたコンテンツを作る」というものだった。久場氏という人間は、CBO(チーフ・ブッコミ・オフィサー)という肩書で「キャップ」の愛称で社員から親しまれているそうだ。

 このテーマで長谷川氏のチームが企画したのは、「Cap Book Air」というMac Book Airのパロディ。久場(くば)だけに98個のアプリがプリインストールされている設定になっていたり、普段あまり使うことのない「capsキー」(キャップにかけている)を使ったショートカットキーを98個作るなどといった凝りようで、企画としてはかなり詰められている。

 この合宿から実際に新しいサービスや社内制度が生まれているそうだが、このCap Book Airが実際に世の中に出ることはなさそうだし、そういうつもりもないらしい。そのギャップが、長谷川氏らしいというか、カヤックらしいというか…とにかく会場は大盛り上がりだった。
(Cap Book Airの画面イメージ)

予想の斜め上を行くカヤックのプロダクト

 さて、カヤックは面白法人と冠する通り、いつも私たちの想像の斜め上を超えてくるプロダクトを世に出し続けている。例えば…

「エイプリールフール企画はお任せを」

 インターネットで毎年盛り上がっている、企業のウソを作り出す代行サービス。

「初任給診断」

 もし自分がカヤックに入社したら、初任給がいくらになるのかを診断してくれるサービス。
 カヤックの大きなの強みは、このようなコンテンツをつくるために必要な斬新なアイディア発想力と、それを形にする力である。様々なアイディアがこういった1つのサービスに集約されるのは、一見意味のないアイディアが潰されること無くこうしたサービスとして採用されるのは、社内に社員同士がお互いの意見を尊重し合うことが必要だ。

「KY」が当たり前の「ブレスト文化」

 長谷川氏曰く、自由奔放で少し変わった風土がカヤック社内で根付いている理由は、社員が"あること"を徹底しているからだという。

 それは、ブレインストーミング(ブレスト)の原則である「誰かが出したアイディアを否定せずに乗っかること」である。長谷川氏の場合、KY、「空気を読まずに空気を破る」ことを常に大切にしているそうだ。

  「カヤック社員はどんな場面だろうと相手が誰であろうと、言いたいことがあれば何でも言う。」こうした「ブレスト文化」というものが、社内には根付いている。

 とはいえ、言うのは易く行うのは難い。言いたいことがあれば言った方がいいということは、さほど特別な感覚ではない。しかし、それがなかなか出来ないというのが現実だ。

 何故、カヤックでは社員が言いたいことを言い合えるのだろうか。長谷川氏は「意見のぶつかり合いが日常茶飯事という状況下でも社員間に不協和が生まれないのは、 社員がお互いのことをしっかり信頼し合っているから」と語ってくれた。社外問わず 公開していないのは、個人のお給料だけというのだから驚きだ。

 カヤックは、一般的には変な会社なのかもしれない。しかし、その中で働く社員たちは互いの価値観を共有し合い、活き活きと働いていることが伝わってくる。このイベントからも、そういったカヤックの文化を感じることが出来た。

長谷川哲士氏プロフィール

長谷川哲士

カヤックのコピー部と人事部。さいきんは日本代表の応援歌アイーダを聞くたび、作詞を担当したコシノジュンコさん率いるアイドルグループBiSの『恋する電報JAPAN』が脳内再生されて、懐かしい気持ちになります。

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