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【これってパワハラ?】上司が事前に知っておくべきパワハラの定義

椿龍之介

2014/06/09(最終更新日:2014/06/09)


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【これってパワハラ?】上司が事前に知っておくべきパワハラの定義 1番目の画像
 上司として気をつけなければならない問題がパワハラ問題。部下に「それってパワハラじゃないですか?」と指摘される前に、パワハラの定義をしっかりと覚えておきましょう。ここでは、パワハラの定義を紹介します。

手を上げたり罵声を浴びせるのはいけません

時には突き飛ばしたり、頭をたたいたり、それを何人もの社員が働いている事務所内で堂々と行います。

出典: 上司からの異常なパワハラや暴力が日常的に行われているブラック会社 ...
 もちろん暴力行為はパワハラとなります。上司として、カッとなったときに、手を出してしまいそうになる気持ちもわかりますが、暴力行為が認められた時点で、確実にパワハラ認定を受けてしまうことは間違いありません。

2つ目の「権力の行使」は、仕事以外のことで不適切な指導や命令を行うこと。
例えば「お前なんていつでも辞めさせてやる」「お前がいるから業績が伸びないんだ」「お前なんか目ざわりだ」といった言葉の暴力。

出典: パワハラが成立するための要件 - パワハラ110番
 言葉による暴力もパワハラになります。これに関しては、どこからがパワハラなのかという定義は部下によってまちまちです。どれ位叱っていいのかというところを掴むためにも、部下とのコミュニケーションが大切になるでしょう。

シカトもダメ!

挨拶をしても無視され、会話をしてくれなくなった(女性、30歳代)

出典: これってパワハラ?なくそう、職場のパワーハラスメント:政府広報オンライン
 挨拶や会話を意図的に無視することもパワハラになります。仕事で必要なコミュニケーションはしっかりと取りましょう。

無理な指示やあまりにもカンタンな指示もパワハラに!?

 どうしてもこなすことが難しいような無茶な指示や、1日の指示が30分程度で出来てしまう仕事だけの場合もパワハラになるようです。部下に仕事を振るときは、配分も考えてみましょう。

プライベートへの立入禁止!

P係長は、Wさんの洋服やアクセサリー、ファッションについて指示を出した。
特にWさんの髪型について、何も問題は無かったにもかかわらず、Wさんは他の美容室のほうが良い、とメールが届いた。

出典: エニアグラムコーチングでリーダー力を鍛えるコラム|管理職研修なら ...
 プライベートの話にしつこく入っていくのもいけません。特に外見や恋愛関係の話は、セクハラにも発展してしまう場合があるので注意が必要かも。

ほとんどパワハラになる!そう感じた人へ

パワハラの範囲や対象行為が具体的に定義されたものの、依然として「境界線の曖昧さ」は残されたままなのだ。

出典: 4 - ダイヤモンド・オンライン
 パワハラの定義は示されたものの、どこまでがパワハラでどこからがパワハラではないのかの線引きは難しいところとなっています。不快に思わないように、コミュニケーションを取りつつ、配慮をしていくことが重要なのかもしれませんね。

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