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【部下の未来はあなたにかかっている!】人材育成に効果的な3つの評価指標

Chai

2014/06/07(最終更新日:2014/06/07)


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by stevendepolo
 一部の大企業を除き、きちんとした人材育成の評価指標が構築されている企業はまだまだ少ないのが現状です。育成には正確な能力把握が必要不可欠です。それを指標に評価項目に入れ、評価項目を基に教育を行います。それでは、どのような評価指標が必要となるのでしょうか?今回は人材育成に効果的な3つの評価指標を見ていきましょう。

「技能評価」

 携わっている作業内容を細かく分割し、それぞれの技能をどの程度習得しているのかが、まずは評価対象となります。そして、その技能をどのように活かして仕事を行なっているかの過程も評価しましょう。段取りや課題発見能力、課題解決能力など基礎的な能力の評価ということです。

 技能は、行えるか否かですぐに判断できますが、基礎能力となるとどうしても評価する者の主観となってしまいがちです。その際、いかに客観的に判断することができるかが重要です。具体的には、自己申告という形になりますが、どのような問題や課題に取り組んできたか、そしてそれに対してどのような対処をしたのかを知ることで評価しましょう。

「結果評価」

 実際に行った仕事の結果を対象とします。具体的に数字で表すことができるはずですが、処理能力や正確性などを評価します。ここで注意すべきはあくまでも、出した結果に対する評価をするということです。

「既存能力と、成長力評価」

 今現在の能力ももちろん大切ですが、同じ位大切なのがどれだけ伸びしろがあるかということですよね。それは向上心と基礎能力の掛け合わせということになりますが、これは今の時点での評価では見えてきません。定点観測によって、その変化から推測されるものとなります。これもまた、重要な評価指標となりますので頭の片隅にいつも入れておくようにしましょう。


 いかがでしたでしょうか。何よりも一面的な見方ではなく多面的な指標に基づく総合的な評価が大切になってくるのです。また、評価して終わりではなくその結果を基に、これからの教育方針を決めることにもなります。人材の希望の芽を摘んでしまわぬよう、より成長できるような評価指標作りをするよう心掛けましょう。

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