1. 【あなたも知らないで使ってしまっているかも!】ビジネスにおける方針と戦略の違いと有効活用法

【あなたも知らないで使ってしまっているかも!】ビジネスにおける方針と戦略の違いと有効活用法

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by MIKI Yoshihito (´・ω・)
 「方針」と「戦略」、聞きなれた言葉だけど違いがよくわからないという方も意外と多いのではないでしょうか?「方針」は誤解されることが多く、しばしば「戦略」と同じ意味で使われてしまっています。しかし、方針の戦略は全く違う意味を持った言葉であり、それぞれの持つ意味を正確に理解しなければビジネスで誤解が生じてしまう恐れがあります。

 今回は、方針と戦略の考え方の違い、さらにはそれぞれの有効活用法について解説しまていきます。

【1】「方針」とは企業の考え方

 方針とは企業の考えを示すものであり、経営の方向性を決めるための土台となる考え方のことです。

めざす方向。物事や計画を実行する上の、およその方向。「―を決める」「―を誤る」「教育―」

出典: 方針 とは - コトバンク - kotobank
 「顧客利益を最大化する」「地域密着型の経営を目指す」「安心して利用できるものを販売する」「スピード第一主義」などのように企業がどのような経営を目指すのかを示したものが方針であり、企業がどのような姿を理想とし、どの方向に進んでいくのかを示したものです。方針とは企業の基本となる考え方ですから、 必ずしも具体性を帯びている必要はありません。判断に迷った時の指針となる考え方こそが方針であり、社員の意識を統一するためのものとして経営に大きな効果をもたらします。

【2】「戦略」には具体的と合理性が伴う

 方針が企業の考え方を示した抽象的なものであるのに対して、 戦略は常に具体性と合理性を伴ったものとして提示されます。

市場に多くの競争相手がいる中で、実際に競争をする以前に有利な状況を作りだしたり、あるいは競争を避けながら有利に展開するための策略。またはその計画。長期的な視点から策定され、また戦略が明確になっているほど、効果的で効率のよい経営が可能になる。

出典: 戦略 とは - コトバンク - kotobank
 企業が方針を現実化するためには、どのような手順で実現するのかを考えなければいけません。この時に生まれる方針を現実化するための手順こそが戦略なのです。もし戦略に具体性も合理性もない場合、それは戦略ではなくただの願望にすぎません。戦略とは企業をどのように経営していくのかを示した道しるべであると同時に、 願望を実現するための設計図でもあるのです。

【3】方針と戦略を有効活用するには

 企業がどの方向に進むのかを示すのが方針であり、そのための具体的な手順が戦略になります。例えば旅行では「美味しいものが食べる」、「観光名所を巡る」といったような旅行に求めるものが方針に相当し、「どこの観光地に出かければ願望を満たせるのか」という具体的な旅行計画が戦略に当たります。

 なるべく多くの観光名所を巡れるようにスケジュールを組んだり、名物や名産品を調べて美味しいものが食べられる旅行先を探す作業が具体的な戦略立案に相当しますが、 その作業はすべて最初に建てた方針に従って実行されることになります。


 方針と戦略の違い、おわかりいただけたでしょうか?戦略は方針があって初めて成り立つものであり、常に方針に沿う形で戦略が立てられます。まずは効果的な方針を立てることから始めてみましょう!

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