1. 【女性も男性も知っておきたい!】働く女性の子育てをサポートする育児休業のすべて

【女性も男性も知っておきたい!】働く女性の子育てをサポートする育児休業のすべて

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 女性の社会進出が進んでいる現代において女性にとって気になることの一つに、「子育て」についてが挙げられます。結婚を考える女性であれば、一度は子育てのことに悩むことでしょう。ここでは、女性が働く際に悩む子育てについて述べていきます。

働くことと子育ての両立は出来るの?

 最も子育てのことで悩むことの一つに仕事との両立というものがありますね。一体仕事と育児の両立は可能なのでしょうか。

 日本では、子育てとの両立をするために「育児休業」という制度があることは知っているかと思います。しかし、しっかりと内容を理解している人は少ないかもしれませんね。この制度については男女関係なく知っておく必要があります。是非知識として取り込んでくださいね。

 育児休業とは、育児・介護休業法によって保証されている制度で、申し出れば子供が1歳になるまでの間仕事を休むことが出来る制度です。さらに、何らかの事情があれば1歳6ヶ月まで休業することが出来るのです。しかも、この制度はお母さんである女性のみならず男性にも保証されています。最近、「育メン」という言葉を耳にするようになったのも、この制度が関係しているんですね。

 つまり、制度を利用すれば働くことと子育ての両立は出来る仕組みはあるということなのです。しかし、それが机上の空論であるかも…という疑いも否定は出来ません。

日本では育児休業の取得率が低い!?

 せっかく両立が出来る制度があるにも関わらず、その使用が少ないというデータがあります。

女性

平成11年 56.4%
平成17年 72.3%
平成20年 90.6%
平成24年 83.6%

出典:育児休業をとっている人はどれくらい? - 生命保険文化センター
 昔と比較すれば育児休業を取得している人は増えています。しかし、最近では出産を選ばない女性が増えていたり、震災後で育児休業をとることを躊躇う状況におかれています。

男性

平成16年 0.56%
平成19年 1.56%
平成22年 1.38%
平成23年 2.63%

出典:第1-4-7図 男性の育児休業取得率の推移 | 内閣府男女共同参画局
 これは、民間企業に勤める男性の育児休業の取得率を示しています。女性と比べて明らかに取得率が低いことがわかりますよね。今までは、女性の社会進出が顕著でなく、女性は子育てというイメージが強かったのです。しかし、平成22年に労使協定の規定が変更されて、男性も育児休業を取れるようになりました。

男性の育児休業取得率はなぜ伸びないの?

 男性の育児休業を取っている人が少ないというのは前項で分かりましたね。制度的には男性はもっと育児休業を取得することが出来るのです。しかし、実際は多くの人が避けてしまうのです。ではなぜ男性の育児休業の取得率が伸びていかないのでしょうか。

 その原因はズバリ、知識不足と環境にあります。環境を改善するのは大変な事ですよね。しかし、知識をつけることはこの記事を読むだけで簡単に出来てしまいますよ。一緒に知識をつけていきましょう。

男性女性が知っておきたい育児休業のアレコレ

 まず前提として、男性も子供にとっては母親と同じように「親」であることを忘れないでくださいね。そこに差がないのなら、育児にも二人で向き合っていこうと思いませんか?では、男性の育児休業について紹介していきましょう。

男性も育児休業が取得出来る

 最近は「イクメン」という言葉を耳にする機会が増えてきましたね。これは、育児を積極的に取り組む男性のことを指しているのです。それを後押しするのが、この育児休業という制度なのです。

時間の話

 労働者は、申し出ることにより、子が1歳に達するまでの間、育児休業をすることができます(一定の範囲の期間雇用者も対象となります)。一定の場合、子が1歳6か月に達するまでの間、育児休業をすることができます。

出典:育児・介護休業法のあらまし|厚生労働省
 これは、1人の子につき1回とることが出来る期間です。一般的には1歳に達するまでの間で、特定の要件を満たせば1歳6ヶ月に達するまでの間、育児休業を取得できます。

お金の話

 いくら男性が育児休暇を取ることが出来ると言っても、家庭を支えることが出来るかが1番心配な問題ですよね。

休業中の賃金は、労使の取り決めによります。休業期間中賃金が支払われない又は一定以上減額される場合には、雇用保険から最高で月額賃金の50%相当額が支給される「育児休業給付金」があります(詳しくは公共職業安定所(ハローワーク)へ)。

出典:育児休業制度についてよくあるご質問 - イクメンプロジェクト
 育児休業中にお給料が支払われない会社は多くあります。しかし、国の方でもその制度が整えられているのです。そのため、ある程度の心配は解消されると言って良いでしょう。しかし、それを厳しいな…と感じるために育児休業の取得率が低いのでしょう。

手続きの話

 上記のことに納得した上でいざ育児休業を取得しようとしても手続きの方法が分からないのでは意味がありませんよね。

希望する日から育児休業を取得するためには、休業開始予定日から1か月前までに原則として書面(事業主が認める場合にはFAXや電子メールによることも可能)。で申し出ることが必要です。

出典:育児休業制度についてよくあるご質問 - イクメンプロジェクト
 これは、会社の仲間に迷惑をかけないための最低限のマナーです。仕事において1人が一定の期間抜けることでその仕事の引き継ぎ等の調整が必要になってきますよね。出来るだけ早く申し出るようにしましょうね。

トラブルの話

 では最後に、育児休業によって起こるトラブルについて2つ紹介します。まず1つめは、育児休業の申請を上司に断られてしまった…というケース。これは、実は法律違反になってしまうのです。育児休業は労働者の権利として法律によって保証されています。上司に断られてしまうのではなんて心配は捨ててしまいましょう。

 2つめは、育児休業の取得後のトラブルです。仕事に穴を開けたなんて言われて不当な扱いを受けてしまうというケース。しかし、安心してください。法律では、下記のような不当な扱いを禁止しています。

(1) 解雇すること
(2) 期間を定めて雇用される者について、契約の更新をしないこと
(3) あらかじめ契約の更新回数の上限が明示されている場合に、当該回数を引き下げること
(4) 退職または正社員をパートタイム労働者のような非正規社員とするような労働契約内容の変更を強要すること
(5) 自宅待機を命ずること
(6) 労働者が希望する期間を超えて、その意に反して所定外労働の制限、時間外労働の制限、深夜魚宇の制限又は所定労働時間の短縮措置等を適用すること
(7)降格させること
(8) 減給をし、または賞与等において不利益な算定を行うこと
(9) 昇進・昇格の人事考課において不利益な評価を行うこと
(10)不利益な配置の変更を行うこと
(11) 就業環境を害すること

出典:育児休業制度についてよくあるご質問 - イクメンプロジェクト
 もしこれに違反するようなことがあった場合は都道府県労働局均等室に相談しましょう。

育児休業取得のススメ

 知識を補ったら、最後はどのように男女で育児休業を取得しようかという点が悩みどころですよね。ここでは、厚生労働省の勧める育児休業の取得パターンを4つ紹介していきます。

1. 女性の大変な時に男性がサポートする

 子育てにおいて大変な時とは、主に出産してからスグの期間と女性が仕事に復帰した直後の期間があります。その期間に男性が育児休業を取ることで女性の負担を少なくすることが出来ますよ。

2. 女性と男性が交代する

 子供が生まれてすぐの間は必ず母親が必要になります。そのため、産後休暇の後に女性がそのまま育児休業を取得するのが良いでしょう。その期間は男性が働き、女性の育児休業が終わったら男性がそれに引き続き育児休業を取得するという方法もあります。

3. 女性が専業主婦でも男性がサポート

 いくら女性が専業主婦であっても子育てを任せっきりというのでは負担が大きくなってしまいます。身体的な面だけではなく精神的な面でも男性がサポートしてあげてくださいね。出生してすぐに男性が育児休業を取得したり、短時間勤務制度を利用するのもオススメです。

4.  2人とも短時間勤務制度を利用する

 最後に紹介したいのは、育児休業以外に短時間勤務制度を利用するというものです。

育児短時間勤務とは、職員の小学校就学の始期に達するまでの子を養育するために、常勤職員のまま、いくつかある勤務の形態から選択し、希望する日及び時間帯に勤務することができる制度です。

出典:小学校就学の始期に達するまでの子を養育するために、短い勤務時間で ...
 女性は子供が1歳に達するまで育児休業をとり、その後に短時間勤務制度を利用するのも良いでしょう。


 子育てというのは心身ともに大変なものです。1人の力ではどうにもならないことも多くあるでしょう。そこで、女性男性共に親であるとの想いの基で上記のことを念頭に置いて2人の大切な子供を育てていってくださいね。

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