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【説明できますか?】請求書と領収書の基礎知識

Takeshi Sugiuchi

2014/06/04(最終更新日:2014/06/04)


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by joiseyshowaa
 組織に属すると、「領収書をもらっておいて」や「請求書を作って」と言われることがあります。しかし、そもそも請求書と領収書の違いは分かっていますか?請求書と領収書が持つ意味と、ビジネスでの使い分け方を見ていきましょう。

請求書と領収書の違い

 請求書は「○○代金として、XXX円を払ってください」と要求する文書です。また、 領収書は「○○代金として、XXX円を受け取りました」という証拠とするための文書です。どちらも主に現金取引で使うことが多いです。

 個人の買い物のように、請求と領収が同時ならいいのですが、企業間取引では、請求と支払の時期が一致しないことがよくあります。そのため、請求書と領収書が必要になるのです。

請求書と領収書は必ず保存

 請求書と領収書は、法人税法・所得税法両方で7年間の保存が義務づけられています。個人で買い物をしたときは領収書もすぐに捨ててしまうことも多いですが、会社ではこれらは必ず照合する必要があります。会社名義の領収書や請求書は、捨ててしまわずに、必ず保存しておきましょう。

請求書と領収書の内容

 請求書には、提供した商品やサービスの内容と数量 ・合計金額のほか、支払先や支払い期限などが記載されていることが多いです。定期的に取引のある相手先に出す請求書の場合には、前回の請求に対して支払われた金額とその残高も記載されていることがあります。

 領収書とは、商品やサービスの料金や代金の支払いを受けたしるしとして渡す書面のことです。領収書には、取引の内容や金額によって印紙を貼る必要のあるものがあります。


 いかがでしょうか。以上が領収書と請求書の、ビジネス上での意味です。普段は雑に扱うこれらの書類も、ビジネスの場では大切に管理しないといけないのです。

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