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エピソードを話してもダメ!積極性を伝える自己PRは「今」と「未来」を話す!

Takeshi Sugiuchi

2014/06/03(最終更新日:2014/06/03)


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by melquiades1898
 どんな会社のどんな仕事でであっても、積極性が求められない仕事はありません。なので、自己PRで積極性をアピールするのは大きな効果があるでしょう。しかし、ただ「私は積極性があります」と言っても、なんの説得力もありません。積極性が伝わる自己PRをするには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。

過去のエピソードでは積極性はアピールしにくい

 面接で良くある手が、過去のエピソードを話すことです。「リーダーシップ」や「計画性」をアピールする場合、過去のエピソードや実績は具体性があり、説得力が増します。しかし、「積極性」をアピールする場合、その方法はあまり効果がありません。

 たとえば、「私の取り柄は積極性があることです。学校の勉強もサークル活動も、アルバイトでもつねに積極的に行動してきました」と説明しても、面接官は「なるほど、積極性があるな」と考えてくれないでしょう。これは、具体例を示しているようで、少しも具体的でないからです。自己PRで積極性を伝えたい場合、過去の経験野紹介は使いづらい手段なのです。

「今」の言動で積極性をアピール

 積極性をアピールするには、過去ではなく「今」の言動を「具体例」とするしかないのです。まずは態度や表情で、明るく、前向きな印象を与えましょう。姿勢はまっすぐ、少し笑ってはきはき話してください。暗い印象の人がいくら積極性をアピールしても、まったく説得力をもちません。

自己PRでは「未来」への抱負を話す

 自己PRでは、未来の話で積極性をアピールしましょう。たとえばこのように答えてはいかがでしょうか。「私の取り柄は積極性があることだと思っています。勉強でもアルバイトでも、常に、人から言われてからではなく、自分から積極的に行動してきました。もし御社で働かせていただけることになったら、仕事ももちろん、積極的に取り組んでいく所存です。個々の仕事だけではなく、積極的にスキルアップの努力も惜しみません。採用していただけたら、御社の制度を積極的に利用していくつもりです」

 現在の仕事への熱意を伝えるのと同時に、入社後も成長の意欲があることを伝えています。未来の行動を示すことで、「これからも積極性をもって過ごしたい」というやる気が伝わるのです。


 いかがでしょうか。積極性のアピールでは今と未来が大事です。上手く自己PRをして、活躍できる人材になってください。

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