1. 正当な評価がされていないと悩むあなたに!自尊心との向き合い方

正当な評価がされていないと悩むあなたに!自尊心との向き合い方

by acot
 誰にでも「セルフイメージ」というものがあります。自分は、こういう人間だという抽象的なものから、何々を行う能力は自分は非常に優れているなど、具体性の強いものなど、様々な自己評価をしているわけです。

 しかし、就職して仕事をすると、担当する仕事がこれと合わない事は良く有ります。その場合、自分は正しく評価されていないのではないかと不安になり、また、こんな程度の仕事が適切と思われているのかと、自尊心が傷つく事になりがちです。こういった場合、どう考え、どう行動すべきなのでしょうか。

自尊心とは

 自尊心自体は非常に大切なものだと言えるでしょう。しかし、先にも述べた通り「自己評価」による自尊心は、仕事をする上での障害となりかねません。また、これは考え方によって結果が異なるものです。

 例を挙げましょう、仮に1から5の5段階のレベルの仕事があるとします。あなたの自己評価では、レベル4の仕事まで自分はこなせると思っています。しかし、会社の先輩が与えた仕事が、レベル2だった場合、人によって思う事は違うはずです。

 「もっと上のレベルでも大丈夫なんだけどな」と残念に思う人も居るでしょうし、「なんで俺がレベル2なんだよ!」と、不愉快に思う人も居るでしょう。逆に、「レベル2で良かった。最初から失敗はできないもんな。」と、ほっとする人だって居るでしょう。

 仕事を与えた先輩に対しても、「自分の事を正しく評価できていない」、「自分をみくびってバカにしている」、「仕事に入って行きやすいように気を使ってくれている」と、三者三様の感じ方をすると思います。

自尊心以上に大事なもの

 さて、最初の仕事はレベル2から始まりました。その後、先輩の指導の元、順調に腕を上げて、誰もが一人前になったとします。皆がレベル5の水準に達した頃には、自分自身が「先輩」と呼ばれる立場となり、新入社員の指導を任されるようになった、と想像してみましょう。

 新人の能力は未知数です。中には高い能力を持った人も居るでしょうが、だからと言って、全員に高いレベルの仕事を与えるべきでしょうか。もし、先輩である自分が、いきなり難しい仕事を与えて、新人が自信を無くしてしまったらどうしようかと考えると、やはり最初はレベルが低い、確実にこなせる仕事を与えるべきでしょう。

 その事は、最初から「できる」タイプの新人には不満かも知れません。自尊心を傷つけられたと、怒る人も居るでしょう。しかし、新人の将来を考え、着実に仕事を覚えて欲しいと願うのであれば、誰もが同じ事をするはずです。

 恐らく、先輩が自分達に与えたのと同じ、レベル2から始めるように、新人には伝える事になるでしょう。ここで、初めて先輩が自分のことを低く見ていたわけではないということに気がつくでしょう。


 自尊心は大事です。しかし、自分以外の人を思いやる事はより大事です。そこに気づけば、仕事をする上での「優先度」を決定でき、社内での人間関係や、仕事に対する考え方を安定させる事ができるはずです。

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