1. 残業代はどうやって決まる?フレックスタイム制の給与の仕組み

残業代はどうやって決まる?フレックスタイム制の給与の仕組み

by archer10 (Dennis)
 早朝が好きな人や、深夜の方が働きやすい人、また途中で一回数時間の休憩をはさむ事によって素晴らしいアイデアが浮かぶ人など、人によって適した働き方は様々です。この様な勤務形態を認めるには「フレックスタイム制」がとても効果的です。では、フレックスタイム制では残業時間はどのように計上されるのでしょうか?

フレックスタイム制の基本

 労働基準法で定められている基本的な労働時間は、一日8時間、一週間で40時間です。冒頭に述べた様に、特定の職種の人達は、この中に縛られてしまうと効果的に仕事を行う事が出来ない場合がありますので、それらを叶える方法がフレックスタイム制です。

フレックスタイム制での労働時間の上限

 フレックスタイム制は、定められた労働時間を超えても良い事になっています、それでも、一ヶ月のトータルの労働時間は労働基準法の制限内で行われるものです。この一ヶ月の労働時間の計算方法は、「7日で40時間」を目安とします。例えば、31日の月の場合、31日÷7日×40時間=177.1時間となります。30日の月では、30日÷7日×40時間で171.4時間、29日の月だと同様の計算で165.7時間、28日の月は160時間という事ですね。

 特例措置対象事業(卸売業や小売業、病院や老人ホーム等で、常時雇用する労働者の総数が10名以下の会社)の場合は一週間に44時間なので、少し計算方法が違いますが、その場合でも上記の計算式に当てはめれば、一ヶ月の労働時間の上限の時間が導き出せます。

一ヶ月の上限時間を超えた労働時間が、残業扱い

 一ヶ月の上限時間を超えた分が、フレックスタイム制の残業時間です。一か月が31日なら、177.1時間を超えた時間からが残業になるわけです。

 ここで気をつけたいのは、労働時間が一ヶ月の労働時間の合計に満たない場合、給料を減額する事が認められています。もちろん、就業規則においてきちんと定め、労働者との合意の上で行わなければなりません。


 いかがでしょうか。フレックスタイム制は働きやすい分、給料の貰い方にも少し違いがあります。自分の働き方に合った制度を考えてみてください。

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