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【ビジネスマナー】会社に迷惑をかけないための半休の取り方のコツ

Yuta-Hoshi

2014/06/02(最終更新日:2014/06/02)


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by russteaches
 何か用事があって午前中だけ仕事を休む必要がある場合は、職場に申請して午前休を取得する必要があります。午前休を取得する時に配慮すべきマナーとは何でしょうか。今回は、午前休を取得する際のマナーと気をつけておかなければいけない事について解説します。

会社の休暇の扱いを確認する

 午前休の様な半休は、会社によって休暇の扱いが異なります。年休を半日消費することで休暇扱いにする会社もあれば、半休の穴埋めとしてその分残業をすることで一日の労働時間を8時間にするよう求められる会社もあります。

 残業を求められた場合、連続した勤務が8時間を超えなければ残業による割増賃金は支払われませんから、提示より後に仕事をした部分に関しても通常の勤務と同じ賃金が支払われることになります。

 半休はそもそもイレギュラーな休暇の形態なので、会社の就業規則にも半休に関する規定が定められていないことも珍しくありません。会社ごと、職場ごとの慣習で午前休の扱いが決められていることもありますので、どのような取り扱いをされるのか会社に確認しておきましょう。

 また、午前休を取得した日は、昼休み終了時刻から勤務を開始すればよいので、昼休み時間に出社する必要はありません。午前の勤務が正午までで昼休みを1時間挟んで午後の勤務が始まるのであれば、出社は午後1時~でよいことになります。

休暇申請はなるべく早く

 午前休といっても休暇ですから、直前になって申請すると周囲に迷惑をかけてしまうことになります。午前休取得の必要がはっきりしたら、速やかに休暇取得の申し出をしてください。直前の申請では予定調整が困難なことを理由に午前休を拒否されてしまう可能性もあります。

 予定の調整は、早ければ早いほど融通が利きやすく午前休が認められる可能性も高くなります。周囲に余計な迷惑をかけないためにも、予定がはっきりしたらなるべく早めに午前休の取得を申請してください。

仕事の引継ぎを

 午前休は半日の休みですが、自分がいない間の仕事の引継ぎはしっかりと準備しておく必要があります。同僚には電話の対応を頼み、もし自分でなければ対応できない要件であれば午後に仕事復帰することを伝えてもらいましょう。取引先などにもチャンスがあれば午前休のことを伝えておきましょう。そのためにわざわざ連絡を取る必要はありませんが、打ち合わせなどのついでに伝えておいてください。


 午前休は半日だけの休みではありますが、仕事を休む以上周囲に対する配慮を忘れてはいけません。職場での取り扱いについてもしっかりと確認しておかないと、後でトラブルになる可能性もあります。早めに申請をして、しっかり準備しておきましょう。

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