1. すぐに実践できる!参考にしたいナレッジマネジメントの事例

すぐに実践できる!参考にしたいナレッジマネジメントの事例

 ナレッジマネジメントとは、企業経営における管理のひとつです。生産管理や販売管理、財務管理、人的支援管理と、そして情報管理に続く第6番目の個人が持つ知識の管理ともいえます。

 わかりやすく言えば個人の知識を組織的に共有することを目的としています。そのナレッジマネジメントを行う上で、具体的な事例を参考にすることは非常に役に立ちます。それらをいくつか挙げてみたいと思います。

スコットランドの建築設計会社

 スコットランドの会社による事例です。ナレッジマネジメントを導入することになった背景は、スコットランドでは建築士は大学で学んだ後設計事務所で経験を積んで大学院へ進み、会社に戻ってくるのが一般的です。

 しかし、この会社では組織を急速に拡大しており、経験不足な建築士に頼らざるをえなくなっていました。

 そこで組織内にある経験と知識を共有することで、経験不足な建築士の育成とクライアントから求められる品質の保持を両立しようと、ナレッジマネジメントの導入に踏み切りました。

 選ばれたマネジャーが全社員と話を重ね、必要とされていることが全社を結ぶ内部システムの構築と誰もがアクセスできる仕組みであることを突き止めました。ナレッジマネジメントの導入によって、そのシステムの構築とともに社員の技術力向上を実現しました。

台湾の観賞魚の飼育と輸出会社

 この会社は過去に知識の不足により売り物である観賞魚を全滅させる経験を何度か重ねていたため、その結果ナレッジマネジメントの導入を検討することになりました。

 まずは業務目標達成、コスト削減と効率化の実現のために知識ベースの事業プロセスを考慮に入れながら、同社の価値観や戦略目標に従って導入させました。

 そしてITシステムの導入により、世界中を飛び回る社員達は経営情報や在庫情報、売上実績などにアクセスすることができるようになりました。

 同時に知識の共有や報告書の作成を通してサーバーに社員の知識を蓄積することができるようになったわけです。

 共通して言えることは、どの会社も必要に迫られてなおかつ明確な目的意識を持った上で、ナレッジマネジメントを導入してシステムを作り上げています。

 それぞれ独自のシステムと使い勝手を持ち、社員の知識を集めてそれを最大限に活用しています。ぜひ参考にしてみてください。

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