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【成功する自己PRのコツ】意外とアピールしづらい「向上心」を上手く面接官に伝える3つのポイント

Shingo Hirono

2014/05/29(最終更新日:2014/05/29)


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by hayal.oezkan
 向上心を持って仕事を行う事は非常に大切です。向上心があると、プラスの方向に物事が進みやすく、企業側としてもそういった人材を欲しがっています。面接でも向上心を上手くアピールできれば、良い結果に繋がる可能性が高まるでしょう。

 ですが「向上心がある」と言うだけなら誰でも言えますし、それが明後日の方向を向いた向上心では意味がありません。そこで今回は、面接の際の向上心をPRするコツについて説明します。

1. 企業のメリットになる向上心とする

 向上心は企業側に、メリットとなる向上心でなくてはなりません。自己PRの例として「御社の○○事業で○○の事で活躍出来る人材になりたい」「○○の仕事で○○のサービスを提供できる人材になりたい」など、後々に企業のメリットとなりえることを向上心として具体的に伝えることが望ましいです。

 「自己成長したい」「○○の能力を得たい」「お金を稼ぎたい」など、自分の為だけの向上心ですと、あまり良く思われません。また「後々の独立や起業のために~」といった企業を踏み台にするような向上心も良くありません。本意とは多少異なっても、企業としてメリットになる向上心として伝えることが大切です。

2. 向上心の背景を伝える

 向上心や意欲があると、口で言うのは誰にでも出来ます。面接官はその向上心が本物か、またどれほど強いものかどうか知りたがっています。

 そこで自己PRの例として、建築業界の企業であれば「親族が建築業を営んでおり、それを目の当たりにして育ったため、以前から建築大手の御社で活躍したいと~」といったような向上心の背景や動機を伝えることが望ましいです。

 関連のある資格や職歴を持っているのであれば、そういった部分を経緯に自己PRするのも良いでしょう。しっかりとした背景のある強い向上心を伝えるのがポイントとなります。

3. 向上させるプロセスを伝える

 向上心を持ち、実際にどのように向上させていくかも面接官は知りたがっています。自己PRの例として「御社の○○事業部の業務で一流の技術を習得しつつ、個人的にも資格の勉強等をして~」などのように具体的なプロセスを伝え、向上心を持っているだけでなく、入社後に実際に向上し、有能な人材になれることをより相手にイメージさせる事が大切です。

 プロセスを伝えることで、その仕事にどれだけ意欲を持っているかも伝えられるため、出来る限り具体的に伝えるのが良いでしょう。


 このように自己PRする際は、相手が求めている事を踏まえ、工夫して伝えるようにしましょう。またどんなに良い内容を話しても、一から長々と説明したり、覇気のない口調で伝えたりすると意味がなくなってしまいます。伝えるべき要点をまとめ、意欲に溢れた口調や仕草で伝えることが大切です。

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