HOMEビジネス 仕事の間違いを上手に指摘するには?優秀な上司は絶対にやらない3つのコト

仕事の間違いを上手に指摘するには?優秀な上司は絶対にやらない3つのコト

Shingo Hirono

2014/05/30(最終更新日:2014/05/30)


このエントリーをはてなブックマークに追加

仕事の間違いを上手に指摘するには?優秀な上司は絶対にやらない3つのコト 1番目の画像
by gruntzooki
 仕事で他人の間違いに気づいた場合、上手に指摘して間違いを修正しなければなりません。間違いを放置したまま仕事を進めてしまうと、重大なトラブルに繋がってしまう可能性があるので、間違いに気づいたらなるべく早めに修正する必要があります。

 しかし、得意げに相手の間違いを指摘するような態度はビジネスマナーとしてふさわしい態度とは言えません。相手のプライドを傷つけず、上手に間違いを指摘するにはどうすればよいのでしょうか。今回は、上手に仕事で間違いを指摘するためのテクニックを紹介します。

1. 間違いを直接指摘するのはNG

 間違いに気づいたら修正する必要はありますが、他人の間違いを直接指摘するような行動をとってはいけません。たとえ正しい行動であっても、相手のプライドを傷つけてしまいかねない行為は避けるべきですし、相手の怒りを買ってしまう恐れもあります。

 間違いを正すのは大切なことですが、だからといって何をしても良いわけではありません。ビジネスの場では、常に相手に対する配慮を持つ必要があります。相手への配慮を考えた行動をとってこそ、一流のビジネスマナーを身につけていると言えるでしょう。

2. 断定せずに指摘する

 相手の間違いに対して、そこは間違っていると断定して指摘するようなことは避けるべきです。もっと柔らかい表現を使って指摘すれば、相手の機嫌を損ねずに上手に間違いを指摘することができるでしょう。

 「書類が足りない」とストレートに指摘してしまうと相手を非難しているように聞こえてしまいますが、「書類が揃っていないようなので再確認していただけますか?」と依頼の形式で間違いを指摘すれば、相手の協力をスムーズに促すことができ、上手に間違いを指摘しながら状況を改善することができます。

 間違いの指摘は相手を否定するニュアンスを含みやすく、配慮した言い方を意識していないとキツい言い方になってしまうので注意が必要です。「申し訳ありませんが」「恐れ入りますが」などの言葉をクッションにすることで、キツい印象を与えずにやんわりと間違いを指摘する事ができるでしょう。

3. 人前で指摘しない

 他人の目がある場所で間違いを指摘してしまうと、その人の間違いをさらしていることになります。重要なのは間違いを指摘して正しい仕事のやり方を取り戻すことであり、相手の評判を悪化させることではありません。

 間違いを指摘する時は周囲に人目のないことを確認してから指摘するか、二人きりになれる時間を作ってから指摘することが重要です。

 もし周囲に人がいる状況で間違いを指摘するのであれば、大声で周囲に聞こえるように間違いを指摘するような真似をしてはいけません。相手の尊厳を傷つけるような行為は、どのような状況においても慎んでください。


 間違いを指摘することは、仕事の質を確保する上でとても重要です。しかし、やり方を間違えてしまうと、人間関係を大きく損なってしまう可能性があります。相手に対する配慮を忘れ、上手に間違いを指摘してください。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード