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参加経験はある?それともない?パターン別にキックオフミーティングの挨拶の仕方を教えます

Shingo Hirono

2014/05/29(最終更新日:2014/05/29)


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by JohnSeb
 新しいプロジェクトを立ち上げるときに行われるのが、「試合開始のホイッスル」とも呼ぶべきキックオフミーティングです。ミーティングではチームスタッフの紹介が必ず行われ、それぞれのスタッフのが挨拶と自己紹介をするのが一般的でしょう。

 その際、どんな挨拶・自己紹介をすればいいのか、そのポイントと、プロジェクト経験の「あり」「なし」別の挨拶例を紹介します。

キックオフミーティングの挨拶・自己紹介のポイント

 プロジェクトチームは多くの場合、様々なセクションのスタッフが参加して作られます。ですから、最初のミーティングで挨拶する際、自分の所属セクションを伝えるのが必須です。それと同時に、自分がそのプロジェクトの中でどういう仕事を担当するのかも、明示しなければなりません。

 たとえば「経理部経理課の○○と申します。今回のプロジェクトでは予算管理や出納などの仕事を担当させていただきます」と挨拶すれば、チームメンバーはみな、「お金に関係することは、あの人に相談したり報告したりすればいいのか」と認識することができるでしょう。

 このように、「自分はこのチームでどういう役割りを演じるのか」を最初に伝えておくと、プロジェクトを開始し、進めていく際に有効に機能するのです。

プロジェクト参加経験「あり」の人の挨拶のポイント

 過去にプロジェクトに参加した経験がある人は、その経験を簡潔に説明するといいでしょう。プロジェクトチームの中には、経験のない人もいますから、「何か困ったことがあったら、あの人に相談してみよう」という目安にもなります。

 また、過去の経験は必ず新しいプロジェクトに生かすことができるので、リーダーや他のメンバーからも、頼りにされるでしょう。チーム内での自分の存在価値を高めるためにも、最初にそのキャリアを紹介しておくことが有効なのです。

 チームの他のスタッフにも有用で、自分にとってもプラスに作用するのが、「プロジェクトキャリアの自己紹介」を含めた挨拶です。

プロジェクト参加経験「なし」の人の挨拶のポイント

 プロジェクト参加経験のない人も、自分の担当する仕事と、専門分野を挨拶に盛り込むことは必要になります。あとは「宜しくお願いします」という紋切り型の挨拶になるでしょうが、その際、「人間味のある一言」を添えるといいでしょう。

 たとえば、こうです。「プロジェクトに参加するのは今回が初めてですので、大変緊張し、正直、小さくない不安も抱いていました。しかし、今こうして皆さんのお顔を拝見し、先ほど来のご挨拶を拝聴していて、その不安はきれいに解消されました。緊張はしっかり残っておりますので、それを生かしつつ、自分の仕事を責任を持って推進していく覚悟です。どうぞよろしくお願いします」このような挨拶をすれば、意欲と熱意の伝わる挨拶になるのではないでしょうか。


 キックオフミーティングで、初めて顔を合わせる人もいます。ですから、その挨拶は大変大きな意味を持つのです。ポイントは「チームの中の自分」という意識をしっかり持つことです。

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