1. キックオフミーティングの目的って一体何?プロジェクトが成功するかどうかは「始まり」にかかっている

キックオフミーティングの目的って一体何?プロジェクトが成功するかどうかは「始まり」にかかっている

by familymwr
 企業があるプロジェクトを立ち上げ、実行に移すときに行われる「キックオフミーティング」。「今日からこのメンバーで新規プロジェクトを立ち上げます」というチームの発足式、いわば「試合開始宣言」のようなミーティングです。と説明すると、何か形式的な会合のように感じられてしまうかもしれません。

 しかし、キックオフミーティングは、形式的なものでは決してなく、はっきりした目的があるのです。ここではキックオフミーティングの目的を、ミーティングの内容を含めて説明しましょう。

キックオフミーティングの内容

 目的をお話しをする前に、キックオフミーティングの内容について簡単に説明しておきましょう。プロジェクトチームの「発足式」ですから、関わるメンバー全員参加が原則です。

 しかし、現実にはメンバーの任命が完了していない段階で、ミーティングが開かれることも少なくありません。その場合は、「現段階ではこのメンバーですが、さらに◯◯の分野の人が加わる予定です」という説明をする必要があるでしょう。

 ミーティングの中心人物は、いうまでもなくプロジェクトリーダーやマネージャー。リーダー自ら司会をするケースと、司会進行役を別に立てるケースとがあります。そこで説明されるのは、プロジェクトの概要と意義、その目標や目的、チームの体制、プロジェクトの日程、進め方、予算などです。

 その説明のあとで、メンバーの紹介、個々のメンバーの自己紹介、そして質疑応答というのが、キックオフミーティングの一般的な内容になります。

キックオフミーティングの目的

 さて、その目的ですが、一言で表現するなら「個々のメンバーがプロジェクトの使命と情報を共有し、一体感を持って1つのゴールを目指すためのモチベーション作り」ということになるでしょう。

 これは、「もし、キックオフミーティングを省略してプロジェクトを開始させたら」と仮定して考えてみるとよくわかるはずです。「一体、自分はどんな顔ぶれのチームの中で仕事をしているのか」が分からないまま、ただ自分の担当する仕事だけを進めていくのでは、当然そのモチベーションは高まりません。不安に感じることもあるでしょう。

 全体像がきちんと把握でき、構成メンバーの顔も知り、そのチームの中の自分の役割りを認識することによって初めて、「よし、このプロジェクトを成功させるために最大限努力しよう」という意欲が生まれてくるのです。また、そのゴールをチームメンバー全員がしっかり把握することで、全体として正しい方向に進むこともできます。進むべき道を過たないためにも、キックオフミーティングが不可欠なのです。

 要するに、個々のメンバーがプロジェクトの全体像を同じように認識し、ゴールと自分の役割りを把握すること、そして、チームの一体感を確立することが、キックオフミーティングの目的ということになります。


 サッカー用語から名づけられた「キックオフミーティング」。上記の目的を十全に達成できるような「中身の濃いミーティング」、「熱いミーティング」にするよう、工夫することをおすすめします。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する