1. 「問題」と「課題」の違いとは? 意味で異なる「問題/課題解決」のアプローチ方法

「問題」と「課題」の違いとは? 意味で異なる「問題/課題解決」のアプローチ方法

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 仕事において重要な「課題」。

 仕事を「課題」の集合体と考えた場合、「課題」を乗り越えることこそが仕事の本質ということになる。

 今回は「課題」について、仕事における「問題」と「課題」の意味の違いに着目して解説していきたい。

 「問題」と「課題」の違いについて理解し、「課題」を乗り越える力をつけよう。

課題解決をするために知っておきたい「“問題”の意味」 

仕事における「問題」とは?

 仕事における「問題」とは、「現状起きている、観測可能な事実のこと」を指す。

 ミスが多い、故障が頻発する、製品開発がうまくいかない、コストが高すぎる、社員の士気が低い……。

 これらはすべて観測可能な事実であり、会社にとってはマイナスの影響を及ぼすことだ。

 これらは会社にとって、紛れもない「問題」なのである。

(例)仕事における「問題」

  • ミスが多い
  • 故障が頻発する
  • 製品開発がうまくいかない
  • コストが高すぎる
  • 社員の士気が低い

「問題」として認識することが仕事における前提条件

 「問題」とは、現状にマイナスの影響をもたらす事実そのものであり、観測可能な客観的事実に過ぎない

 そのため、客観的事実である「問題」を「課題」と混同していたりすると、いつまでも「問題」を解決することはできないのだ。

 では、どうすれば「問題」を解決できるのだろうか?

 その疑問の答えとなるのが「課題」という考え方なのだ。

仕事における「問題」の意味

  • 現状起きているマイナスな影響を与える事実
  • 観測可能な客観的事実
  • 現状が理想的な状態、うまくいっている状態ではないことの原因
  • 問題≠課題 

「課題」とは問題解決への取り組み

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 観測可能な事実を「問題」として認識することに成功したとしても、それだけでは何の意味もない。

 「問題」に対する解決方法を見出すための取り組みがあってこそ、問題解決への道は開けるのだ。

 「問題」を解決可能な形に落とし込むことで、初めて「課題」が可視化されるということを覚えておこう。

「問題」を解決するための「課題」

 「問題」とは、現状が理想的な状態ではないことの原因そのものである

 もし問題の解決に成功すれば、現状は理想的な状態となり、仕事や業績が改善されていくのだ。

 「課題」とは、理想的な状態と現状とのギャップを埋めるための取り組みを意味している。

 現状が「問題」によって理想的な状態にない場合、「どのような方法で現状を理想に近づけるのか?」と考えていくうちに「課題」に気づくことができるのだ。

「問題」と「課題」の違い

  • 問題:現状が理想的な状態ではないことの原因
  • 課題:理想的な状態と現状のギャップを埋めるための取り組み

「問題」は原因そのもの。「課題」は原因を改善するための取り組み

 “故障が頻発するという問題”が発見された場合、なぜ故障が頻発するのかを考え、故障が発生しないようにするための改善策こそが「課題」に当たる。

 故障原因が誤った操作によるものだとしたら、この場合の課題は「操作ミスを防止する」ということになるということだ。

 先述したが、「問題」は原因そのものであり、「課題」は原因を改善するための取り組みである。

 「問題」が事実であるのに対し、「課題」は具体的な行動や目標を指すことになるということを覚えておこう。

(例)「問題」「課題」の違い

  • 問題:故障が頻発する
  • 課題:操作ミスを防止する(故障原因が誤操作だった場合)


 「問題」の発見と「課題」の解決こそが仕事の本質だ。

 「問題」を解決することで理想の状態に近づき、目標に向かって進むことが可能になる。

 「問題」を発見して「課題」を解決することが仕事の本質である以上、「課題」を発見できなければ“仕事”とはいえなくなってしまうのだ。

 本記事の読者には、全ての仕事において「課題」を解決するためのアプローチを考え、複雑な仕事を手順を追いながら進めていくことが、最終的に「仕事の楽しさ」につながるのである。

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