1. 【問題と課題の違いって何?】捉え方が変わるだけで解決に向けたアプローチは異なってくる

【問題と課題の違いって何?】捉え方が変わるだけで解決に向けたアプローチは異なってくる

by Polybert49
 仕事をしていく上で、重要になる考え方が「課題」です。仕事を課題の集合体と考えた場合、課題を乗り越えることこそが仕事の本質ということになるでしょう。

 ここで注意しておかなければいけないのが、「問題」と「課題」の違いです。両者を混同して認識している方も多いのですが、「問題」と「課題」は全くの別物であり、混同して理解してしまうと解決することができなくなってしまいます。

 「問題」と「課題」の違いとは、一体何なのでしょうか。今回は、仕事のプロジェクトにおける問題と課題の違いについて解説します。

問題とは現状で観測可能な事実

 仕事における問題とは、現状で観測可能な事実のことを指します。ミスが多い、故障が頻発する、製品開発がうまくいかない、コストが高すぎる、社員の士気が低い、これらはすべて観測可能な事実であり、会社にとってはマイナスの影響を及ぼす事実ですから、問題ということになるでしょう。

 問題とは現状にあるマイナスの影響をもたらす事実そのものであり、観測可能な客観的事実に過ぎません。問題を問題として認識することがすべての解決の出発点ではありますが、問題をそのまま捉えているだけでは解決は不可能です。では、問題と課題はどのように関連しているのでしょうか?

課題とは問題解決への取り組み

 観測可能な事実を問題として認識することに成功したとしても、それだけでは何の意味もありません。問題に対する解決方法を見出すための取り組みがあって、初めて問題解決への道は開けるのです。問題を解決可能な形に落とし込むことで、初めて課題が成立します。

 問題とは、現状が理想的な状態とは異なる状態にある原因そのものです。もし問題の解決に成功すれば現状は理想的な状態となり、仕事が改善されていくでしょう。

 課題とは、理想的な状態と現状とのギャップを埋めるための取り組みを意味します。現状が問題によって理想的な状態にない場合、どのような方法で現状を理想に近づけるのかを考えることが課題になるのです。故障が頻発するという問題が発見された場合、なぜ故障が頻発するのかを考え、故障が発生しないようにするための取り組みを考えることが課題に当たります。

 故障原因が誤った操作によるものだとしたら、この場合の課題は「操作ミスを防止する」ということになります。問題は原因そのものであり、課題は原因を改善するための取り組みです。問題が事実であるのに対し、課題は具体的な行動や目標を指すことになります。

 
 問題の発見と解決が仕事の本質です。問題を解決することで現状が理想に近づき、目標に向かって進むことが可能になります。

 問題の発見と解決が仕事の本質である以上、課題として認識することもできるでしょう。全ての仕事を課題と捉えることで、解決可能なアプローチを見出すことができるようになり、複雑な仕事を手順を追いながら進めていくことが可能になります。

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