1. 【上司に課題をあげる際の注意点】仕事がデキる人ほどギリギリ達成可能な課題を設定する

【上司に課題をあげる際の注意点】仕事がデキる人ほどギリギリ達成可能な課題を設定する

by Felipe Skroski
 上司に 仕事の課題をあげる必要がある場合、どれだけ適切な課題を設定できるかが重要です。課題とはクリアすべき目標設定でもあるので、最初から達成不可能な課題をあげることはふさわしい行為ではありません。

 仕事の課題設定を適切にして上司に課題をあげるには、どのような点に注意して課題を考えればよいのでしょうか。今回は、上司へ自分の仕事の課題をあげる際の適切な課題設定方法について解説します。

現状のギャップを埋める課題を設定する

 課題とは、理想的な状態と現状の間に存在するギャップを埋めるためにクリアすべきものです。1億円の売り上げが望ましい状態なのに、現状で6千万円の売り上げしかない場合、理想と現実とのギャップである4千万円という金額が、クリアすべき課題として設定されるべきものになるでしょう。

 何を課題にして良いのか分からないという人は、まずは仕事の最終目標を再確認してみてください。仕事の最終目標とはあるべき理想的な姿であり、すべての仕事はその状態に近づこうとして行われているものです。

 自分が取り組んでいる仕事が理想に近づくために、最適な方法なのかをもう一度見直し、不完全な部分や足りない部分が無いかをチェックしましょう。現状が理想的な状態にない以上、今の仕事には必ず課題となるべき問題点が潜んでいるはず。そのようなギャップを生み出している問題点を発見することができれば、問題点を解消するような形で課題を設定することは難しくないと思います。

今できることをあげてみる

 課題設定がうまくいかないときは、今自分が着手可能な仕事をすべてあげてみて、その中から最も効果の大きいものを選んで、課題に設定するという方法もあります。仕事の課題設定では、どれだけ効果的な課題設定をしたとしても、自分には解決不可能であれば課題としては意味を持ちません。

 上司に課題をあげる以上、その課題は自分の実力で解決可能なものでなければなりません。問題から課題を設定するのではなく、自分の能力を起点にして課題設定を行えば、少なくとも解決可能な形で、課題設定をすることはできるようになるでしょう。仕事における問題が、解決可能な形で現れるかどうかを事前に知ることはできません。

 すべての課題は解決可能なものですが、それが自分の実力に見合っているとは限りません。もし自分で解決できないような課題を発見してしまった場合、正しい対処法は自分の課題として設定するのではなく、課題を上司に報告して解決を求めることです。

 自分の実力を知ることも、ビジネスマンにとっては重要な仕事の一つ。自分の実力の中で何ができるのかを探り、今自分にできることの中から課題を設定することも一つの仕事の進め方と言えるでしょう。


 上司に自分の仕事の課題をあげるということは、自分の実力の正確な把握と適切な課題設定の両方の作業を同時にこなすことに他なりません。簡単すぎる課題でも、難しすぎる課題でも適切な課題設定とは言えません。最大限の努力をすればギリギリ達成可能な課題こそが、上司に課題を挙げる際に最もふさわしいものといえるでしょう。

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