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「人間観察力」の自己PRは低評価のもと? 面接で「観察力」をアピールする際のテクニック

U-NOTE編集部

2018/09/08(最終更新日:2018/09/08)


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「人間観察力」の自己PRは低評価のもと? 面接で「観察力」をアピールする際のテクニック 1番目の画像

 面接の自己PRで「観察力」をアピールしたいという人もいるだろう。

 「観察力」があることをうまく自己PRできれば、しっかり自分の強みを面接担当者に伝えることができる。

  しかし、「観察力」と一口にいっても、その種類は1つでない。自己PRする際には注意しておきたい。

 では、どのようにすれば「観察力」を自己PRにできるだろうか?

 今回は「観察力」の自己PR方法を見ていきたい。

観察力を自己PRするのに「人間観察力」はNG!

面接で「人間観察力」と自己PRすることは危険?

 “観察力”というと、「他人を観察する力」を連想する人もいるだろう。人間にとって必要な観察力は他の人に対するものであることは間違いない。

 しかし、それを面接でアピールするのは、あまりオススメできない。

 なぜかというと、人間観察という言葉に「他人の行動を細かいところまで捉え、批判する」というイメージに受け取られる可能性があるためだ。

 実際の面接で、人間観察力をアピールする場面を想像してみよう。

「観察力」を自己PRするときのNG例

  • 私は人間観察が大好きで、いつでもどこでも目の前にいる人をじっくり観察します。また、その表情や行動からその人の性格や個性を分析するのが得意です。

 上記のように自己PRしたとする。

 このような自己PRをすると、今は面接官のことを観察し、性格を分析しているのかと面接官に受け取られるかもしれない。

 人間観察力で面接官を観察しているというアピールでは好印象を持たれにくく、面接官によっては「無礼」と思われる可能性がある。

 また、仮に面接官から「私を観察してみて、どんな性格だと思いましたか?」と質問されては、心理学を学んでいない一般人にとって返答は難しいだろう。

 このように「人間観察力」という伝え方は、好意的に取られにくいだけでなく、リスクもはらんでいるのだ。

自己PRしたい観察力は「自己観察力」と「状況観察力」

面接では「観察力」の中でも、自分と状況への観察力をアピールしよう

 面接で観察力をアピールする場合は、「自己観察力」「状況観察力」の2つを自己PRすべきだ。

 たとえば、以下のように自己PRしてはどうだろうか。

「自己観察力」「状況観察力」を自己PRするときの例文

  • 私は常に自己観察、状況観察することを習慣にしていて、その観察力は人より優れていると自負しております。

    学生時代、サークルのリーダー役を務めていましたが、サークル活動の中で各メンバーの動きを全体として観察し、状況分析することを心がけてきました。

    個々のメンバーの観察というよりも、常に全体の様態や動きを観察します。その際、同時に自己観察力も必要だと知りました。

    その状況における自分のありようを冷静に観察すると、自分の取るべき行動や、全体として選択するべき道が見えてくるのです。

    この観察力で、トラブルを未然に回避したこともありました。

 上記のような趣旨の文に、自分なりの具体的なエピソードを盛り込むと観察力を長所とした自己PRができあがる。

 自己観察力や状況観観察力があることを自己PRすれば、面接官は「周りへの観察力は会社でも生かせるだろう」と考えてもらえるはずだ。

 「サークル活動」や「ゼミでの活動」、あるいは「アルバイト経験」など、学生生活の中から自己PRで具体的なエピソードを例示すると説得力が増す。

 どのようなときにも「自己観察力」と「状況観察力」は発揮できるため、例はなんでも構わない。

 普段から「自己観察力」と「状況観察力」の2つを意識して、実践することが一番だ。

 急いで自己PRを考えなければいけないときには、印象的なエピソードを思い出し、それに2つの観察力を当てはめてみよう。

 具体例を挙げて自己PRできれば、観察力は社会人になるにあたって評価される長所になるはずだ。

 記事冒頭で伝えたように、面接の際の自己PRは他人への観察力(人間観察力)ではなく、「自己観察力」と「状況観察力」のアピールしよう。

 上記のポイントを参考に自己PRし、希望する企業の内定を獲得してほしい。

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