1. 残業手当がもらえないって本当!?管理職の残業代ってどうなっているの?

残業手当がもらえないって本当!?管理職の残業代ってどうなっているの?

 昇進することは嬉しい事ですが、実は、昇進するとデメリットもあるようです。残業手当がもらえないなんてことも聞いたことありますよね。ここでは、管理職の残業手当について触れるとともに管理職になると残業はどうなるのか調べていきます。

労働基準法に管理職についての定義はない

実は、労働基準法などの法律に、「管理職」という用語はありません。管理職と類似した労働法上の概念、用語は「管理監督者」といいます。より正確には、労働基準法の条文では「監督若しくは管理の事業に従事する者」という表現が用いられていて、この立場の人を「管理監督者」と呼んでいます。

出典:管理職に残業代は出ない? - 中小企業ビジネス支援サイト J-Net21
 管理職という名前は、労働基準法には出てきません。代わりに、「管理監督者」という役職が出てきます。

管理監督者には残業代が出ない

 労働基準法には、管理監督をする者には、残業代を出さなくても良いという条項が掲載されています。

第四十一条  この章、第六章及び第六章の二で定める労働時間、休憩及び休日に関する規定は、次の各号の一に該当する労働者については適用しない。
(中略)
二  事業の種類にかかわらず監督若しくは管理の地位にある者又は機密の事務を取り扱う者

出典:労働基準法
 この記載を根拠にして、課長クラスの管理職のビジネスマンには残業代が出ないとされている場合が多いです。

管理監督者=管理職ではない!?

管理監督者の範囲については、資格及び職位の名称にとらわれることなく、職務内容、責任と権限、勤務態様に着目する必要があり、賃金等の待遇面についても留意しつつ、総合的に判断することとしています。

出典:管理職と管理監督者は異なります - DTI
 労働基準法が定める管理監督者の基準は、役職では判断できないとされています。さらに、管理監督者の条件としては以下のものが挙げられます。

・タイムカードに縛られずに仕事をしている
・給料が高い
・査定や人事権を持っている

 こうしてみると、管理監督者に当てはまらない管理職の方が多いのではないでしょうか。

管理職も残業代がもらえるかも

 以上のことから、管理職であっても残業代が出る場合がほとんどだということができます。直接会社に言うことは難しいかもしれませんが、要求したり、労働省などに相談したりしてみてはいかがでしょうか。


 ここでは、管理職は残業手当をもらえるのかどうか説明しました。管理職だと言っても、残業代がもらえる場合がほとんどです。知識として身につけておきましょう。

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