1. この違いを知れば更なるスキルアップが期待できる!?「洞察力」と「観察力」の違い

この違いを知れば更なるスキルアップが期待できる!?「洞察力」と「観察力」の違い

by d'n'c
 仕事をする上で必要な能力に、「洞察力」と「観察力」があります。この二つは似ていて実は異なっているのです。違いがよく分からずに混合して考えてしまう事でそれぞれのスキルの重要性に気づかない人もいるのが事実です。ここでは「洞察力」と「観察力」の違いについて紹介していきます。

洞察力は観察力の上に成り立つ

 洞察力とは目でみたものから推論される、その見たものの本質に迫るものでありそれを見る行為そのものが観察力となります。あるがままに観察することを求められるので、そこに主観や思い込み、感情が入ってはいけないことが特徴です。そしてその主観などを排除した観察によって、論理的に考えることによりその本質に迫ることができるというわけです。

観察力の使い方

 具体的に仕事において観察力をどのように使えばよいのでしょうか。最も良く必要とされるシーンが課題や問題の発見です。問題や事故は起きてから対処するのでは遅すぎます。その前に発見し、対処しておくことが仕事では求められます。

 そこで、今進行している仕事の状況を観察力を持ってあるがままに捉えることが必要になってきます。もちろん他にも、人とのコミュニケーションを図る上でも必要とされます。たとえば部下の管理を行なっている上司であれば、部下ひとりひとりの状態をよく観察することを求められます。何か問題を抱えてはいないか気にかけている事はないかどうかを、本人が口にせずとも察する事が必要となるのです。

洞察力の使い方

 上記のような観察力でもって物事を良く見たあとは、洞察力を発揮する番です。洞察力を用いることによって、課題や問題、起こりうる事故やリスクの可能性を発見することができるわけです。ここで大切なことは、観察力を持ってあるがままに見たものに対して、いかに論理的に推論することができるかと言うことです。

 たとえば事故の可能性を考える際に、これまでの自身の経験からこのようなことが起きるのではないかと予想するような事は避けるべきです。あくまでもその状況においてであって、過去にあった事とたとえ似ていたとしても別に考えなければなりません。そしてそのようにして問題や事故の可能性を見つけ出すことができたなら、さらに対策を考える必要があります。

 ここでも観察力を持って手に入れた情報を元にして推論し、的確な対処方法を導き出すことになります。あるいは、コミュニケーションにおいては、部下の様子を観察力を持って見た上で、的確なアドバイスや助言ができるように洞察力を駆使する必要があります。これが的外れな事であったならば、部下からの信頼が薄れることにもなりかねません。


 以上が、洞察力と観察力の違いと使い方になります。双方ともに関係性があり、ともに必要な能力であることがわかります。この違いを念頭においてそれぞれのスキルを磨いていきましょう。

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