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なぜ思考力は低下してしまうのか?その原因は自分の「仕事の仕方」にあった

Shingo Hirono

2014/05/26(最終更新日:2014/05/26)


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 ダラダラと何の考えもないまま、同じような仕事ぶりで同じようなミスをしていても、意味がありません。仕事中には思考力を発揮して、生産性のある働き方をしたいもの。仕事中に思考力が低下してしまう事態は防ぎたいですが、それでも低下してしまうことはあるとおもいます。そこで今回は、仕事中に思考力が低下してしまう原因を探ってみます。

繁忙期と閑散期の仕事量をコントロールする

 思考力の低下の原因として考えられるのは、まずは2パターンあると思います。「忙しすぎる」か「ヒマすぎる」か。人は適度なリズムにしたがって動いている方が思考力を発揮しやすいもの。忙しすぎて、目の前のことをこなすだけで精いっぱいでも、思考力は低下しますし、一方で、期限もなくいたずらに時間が過ぎ去るのを待つような仕事でも思考力が低下してしまいます。

 経理の仕事など、業種によって、期間によって仕事量にムラのでるものもありますが、そういった業種にいるのであれば、出来るだけ暇な期間に忙しい期間を効率よく過ごせるような準備をしておくことが必要です。効率的なフォーマットを作っておく、忙しい時期にあえてする必要のない仕事を暇な期間にまとめてしておくなどしておきましょう。

外部的な原因

 仕事中に思考力が低下してしまうことの原因として他に考えられるのは、「思考が中断される」ことでしょう。まとまった考えを展開している最中に、電話がなる、来客がある、上司に話しかけられる、部下に話しかけられる。忙しい部署でありがちな光景ですが、思考力ということになると、考えている途中で思考が分断されることはあまり望ましいことではありません。

 しかし、この原因で思考力が低下してしまうのは、自分ではどうしようもないことでしょう。それに忙しい部署なら、同僚たちも同じような状況下にあるのです。

 会社によっては、一定の時間会社に電話がつながらないという時間が設けてあったりするところもありますが、思考する時間を作るには、電話受付を仲間内で当番制にするなど、電話を受ける人と作業に集中する人を分担すれば、思考力が低下するのを防ぐことができるでしょう。一日のうちに、私語厳禁タイムを設けるのも良いかもしれません。


 仕事中に思考力が低下してしまう原因を探ってみました。思考力は、仕事の成果とも関連するもの。思考力が低下する原因がはっきりしたならば、自分で思考力が低下しないようコントロールするためにも、対策を練り、思考力を高めて仕事の成果につなげていきましょう。

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