1. 【ブランディングとは一体何なのか?】競争を勝ち抜く企業に共通する戦略

【ブランディングとは一体何なのか?】競争を勝ち抜く企業に共通する戦略

by Raimundo Colombo
 マーケティング戦略で、注目のキーワードが「ブランディング」です。ブランディングを活用することで、企業の提供する商品やサービスに新たな魅力を付与することが可能になり、売り上げ増や増益といった効果をもたらします。

 ブランディングとは、一体どのようなものなのでしょうか。今回は、ビジネスでのブランディングという言葉のもつ意味と重要性について解説します。

ブランディングとは何か?

 ブランディングとは何か。端的に言ってしまえば、ブランディングとは「企業の魅力を価値に変える」ようなマーケティング戦略です。経済学的にマーケットを考えた場合、同じ性能を持った二つの商品がある時に、顧客がどちらの製品を購入するかを決める要因は価格に他なりません。

 顧客は同じ性能を持った商品であれば、少しでも価格が安い商品を購入しようとしますから、市場における競争とは価格競争を指すことになるでしょう。ブランディング戦略を導入した場合、顧客の購買行動を左右する要因は価格に加えて、その商品を提供しているのがどの企業なのか、ということが関係してきます。

 ブランディング戦略とは、その製品を提供している企業がどこなのかに価値を与えるマーケティング戦略です。個客がブランディングに価値を見出した場合、同じ製品が高い価格で販売されていたとしても、その価格に見合った価値を独自に見出すことになりますから、価格の低い製品よりもブランディング戦略を導入している企業の商品を選ぶようになるでしょう。

ブランディングの重要性

 マーケティングにおいてブランディングが重要なのは、商品の性能や機能以外に付加価値を与えられるからに他なりません。もしブランディング戦略が成功している場合、顧客が商品を選ぶ基準は商品の価格でも商品の性能でもなく、その商品をどの企業が提供しているのかというブランドを基準にして選択することになります。

 このような状況が達成された場合、企業が提供する商品の利益率はブランディングによって付加された価値の分だけ上昇するでしょう。いわば企業のイメージやブランドといったものが直接商品になるわけですから、市場において商品の差別化を実現したい企業にとっては、ブランディングが非常に重要な意味を持ちます。

ブランディングは総合価値を高める

 ブランディングとは企業に対するイメージや信頼を勝ちに変える戦略であり、その範囲は限定されるものではありません。商品やサービス単体ではなく、全体に対してブランディングを実行するのであれば、企業が提供する新商品には最初からブランドの分だけ付加価値が付与されていることになります。

 また、ブランディングによって認知度や知名度も向上していますから、企業活動全般において総合的な価値を高める結果に繋がるでしょう。


 ブランディングが成功した場合、企業の提供する製品には本来持つ価値以上の価値が与えられることになります。ブランディング戦略は、厳しい競争を勝ち抜くために重要な付加価値を獲得する戦略ですから、今後ますます重要性が高まっていくでしょう。

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