1. 明日までなの?明後日までなの?「一両日中」とはどんな意味なのか

明日までなの?明後日までなの?「一両日中」とはどんな意味なのか

 ビジネスの世界では、普段会話の中ではあまり使わないような言葉を耳にすることも少なくありません。今回取り上げるのは「一両日中(読み方:いちりょうじつちゅう)」です。あなたは、この一両日中という言葉の本当の意味をご存知でしょうか?

 一両日中のような期限をあらわす言葉は、相手との理解がずれてしまうと大変なことになります。本稿を読んで、しっかりと一両日中の意味を理解していきましょう。

「一日両日」とは

 さて一日両日中の意味ですが、理解を深めるためにこの言葉を分解していきましょう。一両日中という言葉は「一日」と「両日」の意味が組み合わさって成り立っています。つまり一日が両日で期間としては2日間を指しますので、「今日明日」という意味を持つのが一般的です。

一両日中の解釈の相違

 両日と聞くと「今日と明日」を考える人と「明日とあさって」を考える人がいることから、一両日中の受け取られ方が違ってきているという背景があります。

 事実、最近は「使うべきではない放送用語」として一両日中が取り上げられています。実際に年代別に「一両日中の意味の受け取り方」についてアンケートが実施されたこともあり、その結果では「一両日中は明日まで」と解釈する人が30代で70%に達しています。

 60歳以上では、一両日中を明日までと受け取る割合が45%程度にまで落ち込みます。これはNHKが行った一両日中についてアンケートです。若い世代のほうが「一両日中は明日まで」と解釈する人が多いのは、社会全体がせっかちになってきているからだという見解があるようです。

 確かに一理あるとも思えますが、ビジネスシーンにおいて、お互いの認識が異なる「一両日中」のような言葉を使うのは、あまり得策とは思えません。仕事において重要な期限に関する連絡においては、「一両日中」と伝えるのではなく、「何月何日何曜日の何時まで」などと具体的な日時を伝えるほうが間違いはないでしょう。

 もし、「一両日中」という言葉を使う際には、相手とのコミュニケーションの中で期日の認識をすりあわせておくことが必要でしょう。「一両日中」とは、どんな意味を持つ言葉かわかりましたでしょうか?

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