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なにが違うんだ?「弊社」「自社」の使い分け方

Kazuhiko Tanabe

2014/05/27(最終更新日:2014/05/27)


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なにが違うんだ?「弊社」「自社」の使い分け方 1番目の画像
 「弊社」と「自社」は、根本的な意味は同じでどちらも自分の会社を指します。この2つの言葉はニュアンスの部分が異なり、相手や場所により使い方も異なりますので注意が必要です。

弊社の使い方

 「弊社」は、自分の会社、自分が所属している会社を指します。「自社」よりも謙って表す意味があります。このため、主に社外の人や関わりの少ない人、第三者等に対してビジネス上の会話をするときに使用します。

 社外の人に対して交渉や営業をしているときに自分の会社の話をする場合や、会見や公演等で公に対して自分の会社の話をする場合は、「弊社では~」という言い回しましょう。
 
 社外の人と言えども接待や親睦会で仕事以外の話をしている場合は「自分の会社では~」「うちの会社では~」等ある程度崩してもかまいません。この辺はケースバイケースなので、関係性やその場の状況に合わせて使い方を選びましょう。

自社の使い方

 「自社」は、同じ会社に所属している人同士で、自分の会社の話をする場合に使用します。例えば社内の会議で自分の会社についての話をする場合であれば「自社の~は」といった使い方しましょう。

 ただし自社という言葉も謙った意味を持つので、上司や目上の人に対しての会話や、仕事の話をする場面で使うのが適しています。

 多企業参加型のプロジェクトの場合は、社外の人であっても弊社ではなく自社を使っても問題はありません。

 このように弊社と自社は共通する意味はあっても、相手や場面により使い方が異なります。トラブルを起こさないためにも状況に合った使い方をしましょう。

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