1. ファシリテーターが集団において果たすべき役割!最も大切なのは「場をコーディネート」すること

ファシリテーターが集団において果たすべき役割!最も大切なのは「場をコーディネート」すること

by Minister-president
 活動には直接的に関わらず、中立的な立場から活動を促進する役割を担うファシリテーターは、集団において独特の立ち位置で働くことになります。

 ファシリテーターは、集団の中で主体的に活動することは許されません。あくまでも中立的な立場を守り、集団とは一線を引いた立場を守らなければなりません。そこで今回は、ファシリテーターが集団において果たすべき役割について解説します。

活動をコーディネートする

 ファシリテーターの果たすべき需要な役割の一つに「活動のコーディネート」という仕事があります。活動のコーディネートは、集団が持てる能力を最大限発揮できるような形を作り出すことです。

 集団で活動する場合、メンバー全てが活動に対して必ずしも積極的とは限りません。あるメンバーはやる気満々で活動していたとしても、他のメンバーはそれほど熱意を持っていないというケースは珍しくないのです。

 このような場合、ファシリテーターの果たすべき役割は、熱意の低いメンバーのやる気を促進し、活動に対して積極的な意識を持たせることにあります。活動のチャンスを与えたり、具体的な課題を与えたり、積極的な発言を促すなど、様々なアプローチを通じて熱意のないメンバーのやる気を引き出し、集団活動全体のパフォーマンスが上がるよう上手にコーディネートしていくのがファシリテーターの果たすべき役割です。

安心して活動できる体制を作る

 ファシリテーターは、メンバーが安心して活動に参加できるよう、様々な問題を解決しなければなりません。集団で活動する以上、メンバー間の軋轢や人間関係の問題は避けられない事態です。個人的な感情のもつれはもちろん、公正に評価されていないと感じたり、誰かがひいきされているように思えたりするのは、どの集団でも共通して発生する問題でしょう。

 ファシリテーターは集団とは直接関わらず、中立的な立場に立っていますから、直接的な利害関係者ではありません。その中立的な立場を利用して問題を解決するのが、ファシリテーターの果たすべき役割です。メンバーの話を聞いて不平不満を救い上げる、活動に目を光らせ一方的な不利益を受けているメンバーがいないかチェックする、対立やいさかいなどが起きたら速やかに仲裁する、ファシリテーターがすべき仕事はいくらでもあります。

 これらの仕事は全て、メンバーが安心して活動に集中できるような体制を作るための仕事です。時にはファシリテーターが間に立って、メンバー間の対話を促進することも大切な仕事と言えるでしょう。

合意形成を行う

 ファシリテーターは、集団に直接関わらず中立的な立場をうまく利用して、集団の合意形成を目指す役割を担います。もし集団内で意見の対立が起こった場合、様々な調整を行って合意を形成しなければなりません。

 ファシリテーターは意見で対立しているグループの間を取り持ち、双方の言い分を聞きながら落としどころを探り、双方が納得する形での合意形成を目指します。


 ファシリテーターが役割を十分に果たせば、集団は本来持っている実力以上のパフォーマンスを発揮することも夢ではありません。困難で苦労の多い役割ですが、その分重要な仕事であり、ファシリテーターの活躍の場は今後ますます広がっていくのではないでしょうか。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する