1. 【辞令交付式のマナー】服装と受け取る手順をきちんと押さえてデキるビジネスマンに!

【辞令交付式のマナー】服装と受け取る手順をきちんと押さえてデキるビジネスマンに!

by Kevin Krejci
 会社や組織が従業員に、人事面での重要事項を伝えるのが辞令交付です。多くの人が経験するのが、異動や昇進などでしょうが、懲罰に関する辞令もあります。そうした辞令はほとんどが、個々に交付されますから、とくに「辞令交付式」が開かれることはないでしょう。上司や上長から単独で受け取ることが、ほとんどだと思います。

 ただ、ある程度の規模以上の会社や組織に勤める場合、かならず経験する辞令交付式があります、それは、入社の辞令を受け取る「入社式」です。多くの人が一度は経験するであろう辞令交付式の基本的マナーと、辞令を受け取るときの手順について説明します。

辞令交付式に臨む際のマナー

 辞令交付式に臨む際の「心構え」から、先に話しましょう。企業人にとって、会社から受ける辞令は大変重い意味を持っているので、まずはそれを自覚する必要があります。特に入社の辞令はその企業に勤める中で一度しか経験しない、もっとも重く大きな辞令と言っていいでしょう。

 そうした自覚を持てば、持つべき心構えや守るべきマナーは自ずと明らかになるはずです。緊張感を持って、式に臨むこと。ですから、笑顔で愛想を振りまくのはマナー違反。場の空気に馴染みませんし、辞令を渡す側は「不真面目」という印象を持ってしまうかもしれません。辞令交付式にふさわしいのは、「目をきちんと開き、顎を引いた緊張感のある表情」です。

 服装は男女とも、ダークスーツが基本マナー。白い無地のシャツで、男性はネクタイも派手になりすぎないよう注意してください。女性は、アクセサリーを外して式に臨んだほうがいいでしょう。制服着用を義務付けている会社であれば、制服を着て臨むことになります。

辞令を受け取る手順

 入社などの辞令交付式では、複数の人が順番に辞令を受け取ることになります。多くの場合、発令者(主に社長)が上座に立ち、受令者(新入社員など)が発令者を向かい合って並ぶという形を取るでしょう。受令者は立っている場合と、座っている場合があります。受け取る手順は次のとおり。

1. 名前を呼ばれたら「はい」とはっきり返事をする。椅子に座っている場合は、すぐに立ち上がり直立する。
2. 発令者のところまで歩いて近寄る。発令者から3歩ほど手前のところで立ち止まり、深く一礼する。そのまま直立。
3. 発令者による辞令読み上げを、「気をつけ」の姿勢で清聴する。
4. 読み上げが終わり、辞令が差し出されたら、2歩ほど前へ進む。まず左手を、次に右手を差し出し、辞令書を両手で受け取る。
5. 深く一礼する。
6. 発令者と向かあったまま2歩ほど後退。回れ右をして、もとの自分の位置(座っていた場合は椅子)まで戻る。

 この順序をきちんと守れば、マナー違反にならず、良い印象を与えることができるでしょう。

 
 以上、辞令交付式でのマナーと受け取る手順を説明しました。実は、新卒採用の新入社員でも、これはすでに経験していることなのです。緊張感をもった表情と正しい姿勢に気をつけて、特に服装のマナーを守った上で臨むようにしてください。

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