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重要な事例は書類もしっかり!辞令交付で使う文書の書式

Takeshi Sugiuchi

2014/05/23(最終更新日:2014/05/23)


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by brewbooks
 社員は、辞令という形で会社から命令を受けることがあります。この時に会社が行うのが辞令交付です。ここでは、辞令交付で気を付けるべきポイントと、書式を紹介します。

辞令書に書くべきポイント

 辞令書に記載しなければならないことは、大きく分けて3つです。

1. 受令者の明確化

 受令者とは、辞令を受ける社員のことです。誰に対する辞令か明確にしなければならないのは当然ですよね。この場合、受令者に対する敬称は「殿」または「様」です。「殿」は目上の者から目下の人に対して使用する敬称、「様」は、目上でも目下のどちらからでも使用することができる敬称です。今回は、会社から社員に対するものなので、「殿」でも大丈夫です。

2. 発令者の明確化

 この場合発令者は、会社のことです。会社の代表者、もしくは辞令を発する責任者が名前を記載することになります。発令者の氏名は会社によって、異なります。代表取締役の場合もあれば、人事部長、支社長や工場長などパターンはいろいろあります。

3. 辞令内容

 辞令の内容がなければ辞令の意味はありません。よって、これがビジネス文章なので、端的に表現されます。辞令内容には、採用辞令や昇進辞令、出向辞令や配属異動辞令があります。

辞令交付の書式

 辞令の書式は以下の通りです。
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平成○○年○○月○○日
○○○○殿
株式会社□□□□□□
代表取締役社長□□□□
辞令
貴殿を、平成○○年○○月○○日付をもって○○○○に命じる。
以上
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 辞令交付は、会社や対象者の人生に大きくかかわる重要な書類です。漏れがないように作りたいものです。

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