1. 「辞令交付」とは? 社会人なら他人事ではない辞令交付の正式な意味と役割

「辞令交付」とは? 社会人なら他人事ではない辞令交付の正式な意味と役割

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 企業や組織で働いていれば、多くの人が「辞令交付」を経験することになる。

 しかし、「辞令交付」の意味を正確に理解できているだろうか?

 社会人にとって役職や給料の変化に関わる辞令交付は、大変重要な意味合いを持っている。今回はあらためて「辞令交付とはなにか?」を考えてみよう。 

覚えておきたい「辞令交付」の意味

「辞令」を当該者にくだすことを「交付」という

 辞令とは、「企業や組織が従業員・組織構成員に対して役職を任命、あるいは免職を指示・命令する文書」ということになる。

  つまり、人事に関する大きな取り決めを会社や組織がそこで働く人に通知するための文書が「辞令」なのだ。

  辞令を当該者に渡すことを「交付」と呼ぶ。

 おそらく一番多く見かけ、自分でも受け取る機会があるのは「社内異動」や「昇進」の辞令だろう。

入社時に「辞令交付」を経験している

 しかし、辞令には「社内異動」や「昇進」以外にも多くの種類がある。

 代表的な辞令が「採用」だ。一般的に、企業は採用者に対して「採用します」という辞令を出す。

 そのため、ほとんどの人は入社時に「辞令交付」を経験しているわけだ。

 辞令交付のタイミングについては、昇格や降格、昇給、減給、社内異動、出向、転勤、転任などといった人事関連で動きがあったときである。

「辞令交付」の意味のまとめ

  • 辞令:企業や組織が、従業員・職員に対して異動を指示または命令する文書のこと。
  • 交付:辞令の内容を書面として渡すこと。辞令交付においては、辞令を受け取った日が交付日となる

なぜ辞令交付を行うのか?

企業が辞令交付を行う理由は「正確に」伝えるため

 それでは、企業が辞令を交付する意味とはいったい何だろうか?

 実は、辞令交付は法律で義務付けられているものではない

 それでも多くの企業が辞令交付を行うのは、「人事に関する重要事項」を間違いなく伝えるためだ。

 辞令による異動は引っ越しを伴うものをはじめ、企業と従業員間の認識のズレが許されない。

 間違いが起こらないように、文書で確実に対象者へ伝達することが辞令交付の目的。

 多くの場合は、事前に企業から内示によって該当者に異動の内容が知らされる。異動内容に合意すれば辞令が発令され、交付にいたるのだ。

【辞令交付】「交付」と「発令」の違いとは?

  • 従業員の昇進や転勤などを命じる指示を出すこと。辞令を渡すこと(交付)とは異なり、指示を出した時点で「発令」となる

辞令交付を行うことで「自覚」を促す

 辞令には命令内容だけでなく、誰が誰に命令するのか、その期間や実施日時を明記しなくてはならない

  内容だけでなく発令者と受令者が明確にされていることが、辞令の必要条件になる。

 また、辞令交付には内容を文書にして渡すことで、受令者は異動するのだと自覚を促すことができるという効果もある。


 辞令交付をスムーズに受け入れるためには、「辞令と交付」それぞれの意味を理解しておく必要がある。

 「辞令交付」は働く上で重要な言葉だ。ある日突然、辞令を受け取って焦らないように、この記事を有効活用してほしい。

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