1. 中途採用における志望動機の役割とは?採用・不採用はちょっとした表現の違いで変わる

中途採用における志望動機の役割とは?採用・不採用はちょっとした表現の違いで変わる

by US Embassy New Zealand
 就職面接で重要になるのが志望動機ですが、中途採用でも同様です。志望動機がいい加減なものや、ふさわしくないものであった場合、企業は自社で働くのにふさわしくない人物であると判断し、不採用という結果を選択することになるでしょう。

 志望動機が中途採用で果たす役割とはいったい何なのでしょうか。今回は、中途採用において志望動機が果たす役割について解説します。

転職者の意思表示になる

 志望動機は転職希望者と企業とをつなぐ最初の接点であり、企業にどのようなものを求めるのか、という転職者側の意思表示でもあります。志望動機が「自分の能力をフルに発揮して働きたい」というものであれば、転職者は企業に自分の能力をフルに発揮できる仕事を求めていることになりますし、「より良い待遇で働きたい」という志望動機であれば、自分の働きに見合うだけの待遇を要求していることになるでしょう。

 多くの人が勘違いしがちですが、転職においては転職者と企業の立場は平等です。転職者は自由に転職先を選ぶことができますし、企業は面接をして見込みのある人物を採用します。転職事情が厳しいというのは需要と供給の問題であり、本質的な意味では転職者と企業の立場は同じです。

 転職の志望動機とは、転職者が雇ってもらいたいと考える理由であると同時に、企業側に求めている要望でもあります。志望動機に答えらえれるだけのものを企業が提供できなければ、中途採用がうまくいくことはありません。

志望動機は転職者のやる気のバロメーター

 企業側がどのような目的をもって中途採用を行っているとしても、採用につながる最も重要なポイントは本人の意欲です。意欲のない人間を、採用しようと考える企業はありません。熱意を持って仕事に臨むと感じた人間であれば、採用担当者は一緒に仕事をしたいと感じるでしょう。

 志望動機は転職者のやる気を測るバロメーターであり、最も重要なアピールポイントでもあります。志望動機が前向きなものであれば、採用担当者は転職希望者を熱意ある人物というように評価しますが、志望動機がいい加減なものであったり、適当なものであった場合は、仕事に対して熱意のない人物と判断するでしょう。同じような内容の志望動機であっても、表現の方法ひとつで受ける印象は大きく変わります。

 「安い給料で働きたくない」という志望動機と「自分の能力に見合った適正な評価がほしい」という志望動機は、両方とも待遇改善を求めての転職であることは共通しています。しかし、全社が身勝手な印象を受けるのに対し、後者の志望動機は自分をステップアップさせたいという前向きな意欲を感じるでしょう。

 志望動機とは、自分の考えをそのまま伝えるものではありません。どのような形で意思を表明するのかということも、中途採用においては重要なポイントになります。


 志望動機は企業と転職者をつなぐ大切な項目です。嘘をつくことは許されませんが、誤解を受けないよう表現を工夫する努力は必要になるでしょう。

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