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人事異動の拒否が認められる!?異動せずに済む「正当な理由」とは何なのか?

Shingo Hirono

2014/05/22(最終更新日:2014/05/22)


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by WorldLitToday
 企業から人事異動の内示が出た場合、基本的には拒否することは出来ません。しかし、中には例外的に拒否が認められる場合もあるのです。それは一体、どんな時なのでしょうか。ここでは、それぞれの理由について見てきたいと思います。

健康面や精神面に問題が出てきた場合

 健康面や精神面に異常や発病するなどの悪化が出てきたら人事異動を拒否できる正当な理由にあたります。突然、ガンになって治療を受けなければならなくなったり、長期に入院や休養せざるを得なければならなくなった場合には、人事異動を拒否できるのです。

 また、精神面に異常が出てくる場合も拒否することができます。例えば、家庭の事情や職場でのストレスから精神面に異常が出てくることもあるでしょう。その際は、きちんと理由を伝え、通院している証明になるものを見せれば問題ありません。

家庭での問題が発生した場合

 家庭で重大な問題が発生してしまった場合は、人事異動を拒否できる正当な理由にあたります。人事異動する本人が家庭を離れることで両親や高齢者の世話ができなくなる、または、育児や家庭に重大な問題が発生する場合などが考えられるでしょう。

 両親や高齢者を代わりに世話をしてもらう人がいる場合や施設に世話をさせる余裕や金銭的に余裕がある場合は大丈夫かもしれませんが、そうでない場合もあります。人事異動で自分以外の周りの人に迷惑をかける場合もあるのでその点を考慮してもらえれば、人事異動を拒否できるでしょう。


 以上、人事異動の拒否が認められる正当な理由について説明してきました。基本的には拒否は認められませんが、このような理由があった場合は、隠すことなく正直に伝えるようにしましょう。

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