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「長くいても苦にならない」が大切!企業がオフィス環境を改善するにあたって意識すべきこと

Shingo Hirono

2014/05/22(最終更新日:2014/05/22)


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by The White House
 オフィス環境は、机の配置や内装のカラーリングといったハード的なものや、業務スケジュールなどのソフト的なもの両方の意味を持つ言葉です。「オフィス環境が悪いから改善しよう」と命じられた場合、原因はソフト的なものなのか、ハード的なものなのか、あるいは両方かを見極めなければなりません。

 オフィス環境が全てではありませんが、悪ければストレスの促進となり作業効率が下がってしまうでしょう。これからオフィス環境改善に取り組もうとする人へのアドバイスを紹介します。

席の位置を気にしてみる

 オフィス環境が悪い会社では「上司が常に見ているので仕事に集中できない」「同僚と席が近すぎて圧迫感を感じる」といった意見がよく出てきます。そういった不満がよく出るオフィス環境は、パーソナルスペースを意識したレイアウトになっていません。

 パーソナルスペースとは、コミュニケーションをとる相手との物理的な距離のこと言います。仕事上のパーソナルスペースのベスト範囲は1m以上3m以内の距離です。この状態が長時間続くとストレスが溜まり、色々な問題を引き起こす間接的な要因となりえます。オフィス環境改善をするなら、席の位置に問題はないかと疑問を持ちましょう。

フリースペースを作るようにする

 仕事に集中させるために無駄を省き、コンパクトなオフィスにするという考えの経営者は少なくありません。むしろそちらの方がメジャーな考え方でしょう。シンプルかつ機能的なオフィスは少人数(10名以下)であれば問題ありませんが、多数の人間が集まるならあえて無駄なスペースを作ることが重要になります。人の視線が遮られ、数人が話せる小会議スペースを置くと、気軽に職場内のコミュニケーションを取れ、オフィス環境は改善されるでしょう。

 「会議室があるのに、オフィス内に無駄なもの作る必要あるのか」という疑問も思い浮かぶでしょうが、オフィス外の部屋使う場合は上司の許可が必要で、会議室を使う場面は大きな仕事という認識が根深く、日常業務に関して会議室使うのは小回りが利きづらく不便です。

 しかし、フリースペースがあると、数分程度で打ち合わせもできるし、人目も気にせず話せるので作業効率は上がりやすくなります。フリースペースに観葉植物を置いたり絵を飾るとより効果的です。



 以上の2つが、オフィス環境を悪くしている原因によく現れるものです。他にも「照明が眩しすぎる」や「オフィス内がうるさすぎる」などオフィス環境を悪くする要因は多々あります。

 ハード面でオフィス環境を改善しようと思う方は、「オフィスに長時間いても苦にならない」を忘れずに。これを第一に考えていればオフィス環境改善するにあたって大きな失敗をする事はないでしょう。

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