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実践よりも知識のインプットから!話術スキルを磨くために最低限読んでおきたい本3選

Shingo Hirono

2014/05/22(最終更新日:2014/05/22)


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by Daniel E Lee
 日本人は話すことが苦手だといわれてきました。しかし社会に出れば、話術が大切だと痛感することが何度もあります。ビジネスにおける取引や交渉で必須なことははもちろん、恋愛や人間関係にも深く関わってきます。また家族や友人間など身近なコミュニティの間でも話術力があれば関係が劣悪にならないのに…ということがあるでしょう。

 仕事を上手く成功させる、また人間関係を良好に保つためにも話術スキルは磨いておくべきです。ここでは、そのために最低限読んでおくべき3冊を紹介します。

1. 「人たらし」のブラック交渉術〜思わずYESと言ってしまう魔法の話術〜

 著者は内藤誼人さん。心理学者という顔を持つ著者が交渉に勝ち抜くための具体的なコツを教えてくれます。読んでいて目から鱗なのは、このような交渉や人間関係の中で特別な技術が必要なのではなく、ちょっとしたことや工夫をすることで劇的に状況が変化するということです。

 小手先だけの話術だけなく、相手の心理や欲求を見据えて何をすべきか何を言うべきかを考えるので本質的なスキルが身につくでしょう。

2. たった1秒の「間」で劇的に変わる!人に好かれる話し方の法則

 著者は村松加王里さん。杉岡沙絵子さんという、かわいいアナウンサーが入った静岡第一テレビで朝番組を担当していたキャスターである著者は、そこで得た基礎をもとに2004年からは地域おこしの活動にも精力的に携わっています。

 スポーツに造詣が深く、スポーツ雑誌の紙面でも活動していたことがあります。キャスター時代に培った人に好かれる話術のコツをお笑い芸人の「間」の極意からヒントを得て完成させています。

3. クレーム・パワハラ・理不尽な要求を必ず黙らせる切り返し話術55の鉄則―「あなたの心と立場を守る!」

 著者は神岡真司さん。話術や交渉力はときにクレーマーや厄介な人間に対しても存分に力を発揮します。むしろ大切なのは顧客とのトラブルやクレーム処理、社内でのパワハラやセクハラに対して、いかに対処できるかが重要といえるでしょう。

 厄介な相手、難しい相手をいかに押さえ込むことができるかがより高い話術スキルの見せ所かもしれません。イラストを交えながら具体的なメソッドを読むことのできる必読の一冊です。

 話術スキルを磨くためには実践も大切ですが、本を読んで作戦を練る必要があります。普段の何気ない会話に隠されている、真の意味や相手の本音を探り、交渉相手を動かすには上述のような本を読むことが求められます。

 人に好かれる話し方を身につけるためにも、また自分に有利な交渉力を身につけるためにも話術スキルは大切です。実践的な話術を身につけるためには、まず本を読むことからはじめてみてはいかがでしょうか。

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