1. 戦略的思考でビジネスを勝ち抜く!新しいプロジェクトを立ち上げる際の競合分析の基本

戦略的思考でビジネスを勝ち抜く!新しいプロジェクトを立ち上げる際の競合分析の基本

by the measure of mike
 マーケティング戦略策定のために、競争相手を分析することを「競合分析」と呼びます。競合分析を実行することで、ライバル企業の情報を正確に掴むことが可能になり、自社にとってより有利な戦略を策定できるようになるでしょう。

 特に競合分析が役に立つのは、新しいプロジェクトを立ち上げる時です。このようなケースでは、競合分析を行うことが自社に大きなメリットをもたらすでしょう。そこで今回は、新しいプロジェクトを立ち上げる際の競合分析の基本について解説します。

競合分析の準備

 競合分析を始めるためには、まず最初に市場における競争相手を正確に認識する必要があります。もし自社製品が全く新しい魅力を持った製品で、新しい市場を独占している場合、競合分析は実行できません。しかし、多くの製品はそのような状態にはありません。市場には自社のライバルとなる製品が流通し、製品を製造・販売しているライバル企業がいるはずです。

 市場における自社にとってのライバル企業はどこなのか。まず最初にそれを明らかにしなければ、競合分析を始めることはできません。

 自動車市場にとっては、他の自動車メーカーが競合するライバル企業になるわけですが、場合によっては代替的交通手段となる鉄道会社やオートバイメーカー、自転車メーカー等が競合するライバルになることもあります。表面的な状況を見るのではなく、市場における現状を正確に分析し、自社のライバルとなる競合他社を認識することが大切です。

競合分析の手法

 競合分析の手法として重要なのは、競合プロフィールを整理することです。競合プロフィールとは、どの部門における競合なのかを明らかにする作業のことで、競争戦略、優位性、収益性、製品・サービス、ビジネスモデルの各部門について、はっきりと認識できるように情報を整理します。

 競争戦略とは、その企業がどのような目標を持って経営を行っているのかということです。他社の競争戦略を明らかにすることで、ビジネスの方向性が明確になり、基本的な経営指針を分析することができます。

 優位性とは、競争においてどのような強みを持っているのかということで、優位性を獲得しているということは、顧客から見て魅力的な状態にあります。優位性を分析することで、企業や製品の強みを知ることができるでしょう。

 収益性の分析とは、コスト構造の分析を指します。企業経営においてはコストを抑えることが利益の増大につながるため、どのようなコスト構造かを分析することが、企業の経営力を知ることになるのです。

 製品・サービスの分析では、実際に流通している製品・サービスを分析することで特徴を明らかにし、どのような意図で市場に投入されているのかを調査します。ビジネスモデルの分析とは、経営がそもそもどのような仕組みで成り立っているのかを、分析することです。きちんとビジネスモデルを分析することで基本的な収益構造が明確になり、経営の枠組みを知ることができるでしょう。


 競争相手をただ分析するだけでは、本当の意味での競合分析にはなりません。競合分析の結果を利用して自社の取り組みを改善し、より良い経営を実現することが求められます。

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