1. 勝ち抜く秘訣は「敵を知ること」!新規プロジェクトを立ち上げる際の競合調査の基本

勝ち抜く秘訣は「敵を知ること」!新規プロジェクトを立ち上げる際の競合調査の基本

by jinkazamah
 新規にプロジェクトを立ち上げるときに、やっておきたい作業が「競合調査」です。競合調査とは、市場においてライバルとなる競争企業が販売する製品やサービスを調査し、自社製品と比較して、どのような特徴があるのかを調べる作業のことを指します。

 競合調査をするためには、一体どのような方法で調査をすればいいのでしょうか。今回は、新しいプロジェクトを立ち上げる際の競合調査の基本について解説します。

競合調査の目的

 競合調査とは、市場において自社の提供する製品やサービスのライバルとなるであろう製品やサービスを調査し、自社製品との性能の違いや特徴の比較などを行って差異を明らかにする作業のことです。競合調査で調査されるのは、製品の基本的性能やデザイン、使用感やパッケージなど、顧客の購買行動に結びつくあらゆる点について調査を行います。

 なぜ競合調査を行うのか。それは、他社製品の分析を通じて自社製品の強みや弱点を明らかにし、マーケティングに役立てるためです。どのような製品にも長所と短所が存在します。長所を伸ばして短所を改善していくためには、自社製品の客観的な評価が求められるのです。

 競合調査は他社製品との比較を通じて、自社製品の強みと弱みを把握するのに欠かせない作業であり、より良い製品開発と販売手段に役立てることを目的としています。

競合調査の種類

 競合調査と一口に言っても、どの方面から調査を行うかによって種類はいくつかに分かれます。

パフォーマンス調査

 製品の機能や性能について比較するのが、パフォーマンス調査です。製品の性能や機能を比較することで、優れた点や見劣りする点を明らかにし、魅力ある製品づくりに役立てます。

販売経路調査

 流通について調査を行うのが販売経路調査です。どんなに優れた製品であっても、購入方法が限られていたり流通に問題があれば、市場での売上は低下してしまいます。販売経路調査では、商品の販売網について他社との比較調査が行われます。

プロモーション調査

 販売促進活動について行われる調査が、プロモーション調査です。広告やイベント等、効果的なプロモーションが行われているかについて調査が行われ、より良い販促活動の実現を目指します。競合調査の種類は多岐にわたり、このほかにも店舗の立地やレイアウト、パッケージデザインなど、製品にかかわるあらゆる点について他社との比較調査が行われます。

競合調査のメリット

 競合調査の一番のメリットは、他社製品という客観的な視点を通じて自社製品の分析を行うことで、冷静で公正な分析ができることにあります。どんなに冷静な判断をしようと思っても、自社製品を企業自らが冷静に分析することは不可能です。他社製品という視点を導入することで、冷静な判断をするための基準が設けられ、先入観や思い込みを排除して客観的な評価ができるようになるでしょう。


 「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」というのは孫子の兵法にある言葉ですが、競合調査はまさにその通りの行動です。ライバル社の製品という敵を知ることで自社製品を知ることが可能になり、より良い製品づくりを通じて市場での競争に勝つことができるようになるでしょう。

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