1. 耐えることが美徳とは限らない!ビジネスにおける「忍耐力」と「粘り強い」の意味の違い

耐えることが美徳とは限らない!ビジネスにおける「忍耐力」と「粘り強い」の意味の違い

by Matthew Fang
 ビジネスシーンでよく見られる忍耐力と粘り強いという言葉ですが、似ていてもこの2つは意味が違います。そして実際の行動においてもこの2つを勘違いしている人は割と多いものです。自分ではそれが必要だと思っていたとしても、全然違う方向への努力をしている場合があります。そこで、この忍耐力と粘り強いという2つの意味を知っておくのも良いかと思います。

忍耐力

 忍耐力というのは苦しい思いをしていても、それにひたすら耐えることを意味します。我慢と言い換えることもできますが、仕事においては決して良い意味では使われません。我慢して仕事をする、我慢して努力する等、前向きな印象は受けないのではないでしょうか。これが忍耐力の意味です。

 けれども、時にはこれを必要とされる事もあります。仕事を始めたばかりの新人が、仕事に面白味を感じることができなくて辞めたいと思うような時です。ここはひと踏ん張りして欲しいというような場面では、忍耐力が求められるという使い方になります。本人は決して前向きな気持ちを持っているわけではないのですが、続ける事によって新たな発見をする事を期待できるような時です。

粘り強い

 対して、粘り強いとは反対に決して諦めないという強い前向きな気持ちを意味します。どのような困難な状況であっても、無駄だと思えるような事であっても、最後まで諦めないという強い気持ちを持ち続ける状態を言います。

 仕事の格言で、最後の1メートルまで掘れというものがあります。鉱山で掘削を続けていた人がとうとう諦めて、その鉱山の権利を安く買い受けた人がほんの少し掘り進んだところで、目指していた鉱物を掘り当てるという逸話によるものです。

まとめ

 忍耐力はあくまでも、辛いことにも耐えられる力です。もちろん、この力も持ち合わせているに越したことはありません。一方で粘り強いという気持ちは、かなり強い心を持っているか、あるいは絶対に達成したいという目的を持ち続けることが原動力となるものです。このふたつの違いは、その目的を持つか否かにもあるでしょう。

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