1. 上司によって成果にばらつきが出てしまう!?企業が「OJT研修」を行なうことで生じやすい問題点

上司によって成果にばらつきが出てしまう!?企業が「OJT研修」を行なうことで生じやすい問題点

by t-mizo
 企業がOJT研修(On-the-Job Training)を行なうことは多くあるでしょう。もちろん、メリットはたくさんあります。しかし、OJT研修を行なった事により生じてしまう問題点についてはどんなものが挙げられるのでしょうか。ここではOJT研修を行なうことで生じやすい問題点について述べていきます。

上司の能力によってOJT研修の成果にばらつき

 OJT研修では、業務に精通した上司が新しく職場に就いた部下に対して実務を通じて教育していきます。仕事の実務のいろいろな局面でどのように考え、判断し、行動し、どのような成果が得られ、また逆に反省材料を得たかというようなことは、本を読んだり、外部講師から学ぶことのできない貴重なものです。

 しかしながら、上司の能力によって、OJT研修の成果にばらつきが生じることが、企業がOJT研修を行うことで生じやすい問題点のひとつです。要因として挙げられるのは、上司の仕事の能力が高いケースもあれば低いケースがあることです。知識に問題なくても、行動特性に問題がある上司からOJT研修を受けることになる部下もいます。上司の仕事の能力自体はきわめて高いにもかかわらず、上司による部下へのOJT研修という「教育」の能力が低いケースもあります。

OJT研修期間中の上司のパフォーマンスの低下

 次に、OJT研修期間中の上司のパフォーマンスの低下の問題があります。アベイラビリティ(稼働率)の問題とも言えるでしょう。上司は部下に対してOJT研修をしている時間は、自分自身の仕事に100%の時間を投入することができなくなります。

 そのため、営業職であればお客様への訪問件数が減ってしまったり、受注活動が停滞したりと、アベイラビリティ(稼働率)の低下によるデメリットが表れてくる可能性があります。平たく言うと、上司の業務の妨げになるということです。そのため、OJT研修期間中の上司の受注金額の低下といった問題点が生じやすくなります。


 OJT研修を企業が取り入れる事でメリットが得られる反面で、デメリットも生じてきます。その両方をきちんと把握したうえでOJT研修を行なうようにしましょう。

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