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「もっと簡潔に話してくれませんか」と言われた時の対処法!簡潔に話すためのポイント

Erika Kinoshita

2014/05/21(最終更新日:2014/05/21)


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「もっと簡潔に話してくれませんか」と言われた時の対処法!簡潔に話すためのポイント 1番目の画像
by U.S. Embassy Tokyo
 電話対応や顧客等との会話で、「すみません、簡潔に言ってくれませんか?」なんて言われた経験はありませんか。自分としては一生懸命説明をしているはずなのに、簡潔に話す事が出来ていないことは少なくありません。ここでは簡潔に話すためのポイントについて述べていきます。

コーチングに学ぶ話し方の特徴

 まず始めに、自分の話し方はどのタイプに当てはまるものであるのかについて理解しておきましょう。

 コーチングとは、一種のカウンセリングのようなもので、コーチと呼ばれる人に自分の悩みや目標等を相談し、改善していくための糸口を見つけることが行われます。その際にコーチ役の人は、相手を4つのタイプで分けていて、それぞれ「プロモーター」「サポーター」「コントローラー」「アナライザー」に分類されます。これは簡単に診断できます。ここで実際に診断を受けてみましょう。

 この4つのタイプのうち「サポーター」と「プロモーター」は話が長いとされています。サポーターは話し方がゆっくり、丁寧で全部話そうとするので話が長い。プロモーターは思いついたことを次々話すので長くなる、といった理由が挙げられています。

今すぐできる簡潔な話し方

 しかし、前項のように時間や手間をかけたくないという人には今すぐ出来る簡潔な話し方の実践をオススメします。では、いったい何をもって「簡潔」と人は感じるのでしょうか。これは大きく分けて2つあります。

 まず1つ目が「結論から話す」ことです。これは英語と日本語の関係を例にするとわかりやすいのですが、英語は普通主語の後すぐ動詞がやってくるので、「○○が●●をした」という結果がすぐに入ってくるの対し、日本語は動詞が後ろのほうに来るので、ややまどろっこしい表現になりがちです。あなたも普段の会話から結論を先に持ってくることを意識するようにしましょう。

 人が「簡潔」と感じる2つ目のポイントは「的確な比喩表現」です。人は話をききながら、それを頭の中で映像や音などのイメージに変換して理解するものです。決して「文章」として頭の中を字面がくるくる回っているなんてことはありません。そのため、そういったイメージを誘いやすいような的確な比喩を駆使することによって、相手の理解度が高まります。結果、「話が長い」といわれていたのが「話がうまい」に変わることでしょう。


 話を簡潔に話したいと考えた人は、上記のことを参考により効果的なコミュニケーションをとりましょう。

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