1. "自分自身"ではなく"グループ全体"の評価が鍵!「グループディスカッション」の通過率を高める方法

"自分自身"ではなく"グループ全体"の評価が鍵!「グループディスカッション」の通過率を高める方法

by OpenDataInstitute
 新卒者を採用する選考過程で、「グループディスカッション」を取り入れる企業が増えてきました。1対1の面接やグループ面接よりも、受験者のコミュニケーション力や協調性、思考力を明確に把握できること、一度に複数の人の能力を試験できることなどのメリットが、導入増加の理由と言えるでしょう。

 しかし、受験者にとっては、通常の面接のような具体的な準備をしにくいのがグループディスカッションです。しかし、「心構え」や「持つべき意識」の準備はできます。通過率を高めるためのグループディスカッション対策、その方法について説明します。

「グループ全体での通過が目的」と意識する

 就職活動を行っていると、どうしても「自分以外の応募者はすべてライバル」と考えがちです。確かに筆記試験や通常の面接では、ほかの受験者とはライバルの関係になります。

 ところが、グループディスカッションに限っては、そうではないのです。そのグループの中で自分だけ目だって多くの発言をしたとしても、通過できるとは限りません。採用担当者は、個々の受験者の発言だけでなく、そのグループ全体のディスカッションの「出来、不出来」もチェックしています。そして、その印象は、通過判断をするときに、大きなポイントになるのです。

 つまり、極端な場合、2つのグループに分かれてディスカッションして、「Aグループは全員通過、Bグループは全員通過できず」という結果が出ることさえ、ありうるということ。ここが、一番大きなポイントです。そのディスカッションが盛り上がり、内容のあるものにするよう、参加者が互いに協力し合う、つまり「メンバーはみな協働者、仲間」と強く意識することが、通過率を高める最良の方法と言っていいでしょう。

違う意見に耳を傾け、論点の整理を積極的に行う

 ディスカッションの中で発言する際に、具体的に意識すべきことを話します。まず、当たり前ですが、積極的に発言すること。ひたすら沈黙を守っていたのでは評価を得られません。コミュニケーション能力が問われているのですから、自分から積極的に発言し、人の意見にも真摯に耳を傾けましょう。

 「ライバル」という意識があると、違う意見に対して、強く否定し、ディベート力を発揮して相手を打ち負かす、ということになってしまいます。これはNGです。たとえ違う意見に対しても「なるほど、そういう見方、考え方もあるんですね」といった対応をし、「ただ、自分はこれこれの理由でこう考える」という自己主張をするのです。

 また、ディスカッションが続いていくと、論点のボケた意見や、テーマと関係のない発言が出てくるものです。その場合は、論点の整理を積極的に行い、さりげなく本筋の議論に戻すようにしましょう。「小さなリーダーシップ」をアピールする方法です。



 以上の方法のほかに、もう1つ心がけるべきことがあります。グループディスカッションでは、対人能力が重視されるため、穏やかな表情、丁寧な言葉遣いが必須になるのです。にこやかに、活発な発言を行ってください。

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