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【スーツのビジネスマナー】ネクタイの正しい長さは?一発で結ぶコツも紹介

椿龍之介

2018/08/16(最終更新日:2020/05/13)


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朝急いでいる時にネクタイを結ぶと、なかなか長さが合わずに困った経験はありませんか?また、ネクタイの正しい長さについてはっきりとわからない方も多いでしょう。

本記事では、多忙な朝でも一発でネクタイの長さを合わせるコツについて紹介していきます。

本記事の内容をざっくり説明
  • ネクタイの正しい長さ
  • 正しく結ぶためのすぐに実践できるコツ
  • 自分に合うベストなネクタイの選び方

 

ネクタイの正しい長さとは?

【一発でキメる!】ネクタイを正しい長さで結ぶコツ 2番目の画像

出典:zozo.jp

ネクタイは体の中心にある、サラリーマンを象徴するアイテムです。

ピシッとしたスーツ、新調した時計など、どんなに他を着飾ってもネクタイをしっかりと結べていないと残念な印象に。まずは、基本的な正しいネクタイの長さを今一度確認しておきましょう。

 

ネクタイの正しい長さは「ベルトのバックルが隠れるくらい」

ネクタイのベストな長さは、「ベルトのバックルが隠れるくらいの長さ」です。

ネクタイの先端には名前がついていて、太い方の先端を大剣、細い方の先端部を小剣といいます。大剣がベルトの留め金を隠すくらいの長さだと把握しておきましょう。

長すぎても短すぎてもイマイチな印象になるため、ベストな長さで結べるようになりましょう。

 

長すぎるネクタイはだらしなく、短すぎるとカジュアルな印象に

一般的に長すぎるネクタイは、ネクタイの下の部分が「社会の窓の真ん中くらいにきているもの」といわれています。

長すぎると上半身が長く見え、スタイルが悪く見えてしまいます。また、立っていても座っていてもネクタイがベロンと見えてしまい、だらしない印象を与えることに。

一方、ベルトのバックルが完全に見えてしまうような短すぎるネクタイも考えもの。

短すぎると、お腹が出ているように見えてしまいます。また、シャツの白い部分が多く見えることで、ネクタイを付けていないときのようにカジュアルな印象を与えてしまいます。

 

ネクタイの長さを調節するコツは「ネクタイの裏」にアリ!

【一発でキメる!】ネクタイを正しい長さで結ぶコツ 3番目の画像

出典:zozo.jp

普段からネクタイをつけている方でも、裏側をじっくり見たことがある人は少ないのではないでしょうか。

実は、ネクタイを正しい長さで結ぶためのヒントは「ネクタイの裏」に隠されているのです。

 

ネクタイ裏にある縫い目を「シャツの第3ボタンと第4ボタンの間」にもってくる

実際にネクタイの裏をよく見てみると、縫い目があることに気付きませんか。ネクタイをちょうどよい長さに結ぶためには、このネクタイの縫い目を活用することがポイントです。

シャツのボタンの3番目と4番目の間に縫い目を持ってきてネクタイを結び始めると、ネクタイをちょうどよい長さに調節できます。

ネクタイの長さが変になってしまう場合、結び始めの位置がおかしいことがほとんどです。シャツのボタンの3番目と4番目の間に縫い目を持ってきて結んでみて、もし微調整が必要な場合は、シャツのボタンのどの位置に縫い目を持ってくることがベストか、自分なりの位置を見つけてみるといいでしょう。

 

ネクタイによっては長さ合わせのコツが通用しないかも……

現在、市販のネクタイの長さは143cmが標準的ですが、実は長めや短めに作られたネクタイも販売されています。

標準の長さと違うネクタイを購入したときは、ネクタイの長さに合わせて結んだ後の長さを調節するテクニックも必要になってきます。

 

ネクタイの長さを調節するポイントは「ネクタイの太い部分」

扱いの難しい厄介な長いネクタイは、ネクタイの大剣部分(もっとも太い部分)に集中することがポイントです。

まずネクタイの大剣がちょうどいい長さになるように調節します。

そのあとに、小剣が長くなってしまったら、折り込んでしまい丁度いい長さにしましょう。

裏技のような方法かつ、ふとしたときに小剣が折り込まれているのが見えてしまうとかっこ悪いため、時間がないときのみ利用するようにしましょう。

 

身長にあった長さのネクタイを選ぶ

身長にあわせて適切なネクタイの長さが異なります。身長にあったネクタイの長さは、自分の身長から15cm引いた長さだといわれています。

しかし、人によって首周りの長さや、胴の長さは必ず違ってくるのであくまでも目安として考えるようにしてください。

実は、現在のネクタイの標準の長さは143cmですが、昔は平均身長が今よりも小さかったので138cmから140cmほどだったそう。

日本人の18歳以上29歳以下の男性の平均身長は、170.8cmです(※)。平均より身長が高い人や低い人は一般的な長さのネクタイではなく、自分の長さにあったネクタイを試してみるといいのではないでしょうか。

※参考:厚労省 国民健康・栄養調査
 

スーツをかっこよく着こなすためのテクニックをチェック! 

自分にあったネクタイの結び方を学んだあとは、よりスーツをかっこよく着こなす方法を確認してみましょう。

1つ目の記事は、ネクタイが色ごとに与える印象をわかりやすく紹介しています。ネクタイの色を選ぶことで、その日の自分にあったネクタイを身につけれます。ネクタイの結び方を習得したら、次はTPOにあったネクタイの選び方を押さえましょう。

2つ目の記事は、革靴の選び方から革靴のおすすめブランドまで一から詳しく説明しています。

おしゃれは足元からといわれているほど、足元は意外と目に映るもの。汚い靴を履いているとそれだけで印象が悪くなります。新しい革靴に興味がある人におすすめです。

革靴は履き続けていると徐々に足に馴染み、あなたの足を支える相棒となってくれます。何十年も使うことができる相棒のような靴を探してみるのもおすすめです。

3つ目の記事は、ネイビースーツの初歩的な着こなし方からワンランク上のおしゃれな着こなし方まで初心者にもわかりやすく解説しています。

4つ目の記事は扱いが難しいグレースーツの着こなし方について紹介しています。

おしゃれな印象を与えたいときにぴったりのグレースーツですが、一歩間違えるとダサくなってしまうことも。おしゃれに着こなすためにもグレースーツを着こなすポイントを抑えておきましょう。

 

ビジネスマナーとしてネクタイの着こなし方を覚えておこう

本記事のまとめ
  • 正しい長さはベルトのバックルが隠れる程度
  • 自分にあったネクタイは身長から15cm引いたもの

本記事では、ネクタイの正しい長さと結ぶコツを紹介してきました。

長すぎるネクタイも短すぎるネクタイも、どちらも大人かっこいいスーツスタイルを崩してしまう要因になってしまいます。服装の乱れは心の乱れとよくいわれます。これを気にしっかりと、服装から心を整えてみてはいかがでしょうか。

正しいネクタイの長さと結び方のコツを知り、いつでもベストな長さで結べるように練習してみてください。


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