1. 【判決事例】実際にあった!パワハラによって起きた訴訟の判例まとめ

【判決事例】実際にあった!パワハラによって起きた訴訟の判例まとめ

  • 22334views
  • 0fav

by mendhak
 パワハラが原因で裁判になった事例は、過去にもたくさんあります。「ばかやろう!」の一言が原因で何百万円もの賠償金が生じてしまうことは、パワハラ判決にはよくあることです。

 しかし、それも言われた当人の気持ちを考えればしかたのないことかも知れません。これは、実際に起こったパワハラによる判決事例をご紹介します。

全日本空輸事件

・休職終了後、労働能力が低下しているとし、退職勧奨を行う
・上司5名が約4ヶ月、30数回、中には約8時間にも及び退職勧奨ととれる面談、話し合いを行う
・面談において、「寄生虫」「他の社員に迷惑」と発言、大声を出したり机をたたく

出典:パワーハラスメント関連判例 - News and Archives

判決:慰謝料500万円+弁護士費用などの支払い

 全日空という大きな企業で、このような事件が起きるということはかなり驚きです。しかし、大きな企業ほど色々な人たちがいるので、このような事件は起こりやすいのかも知れません。

三井住友海上火災保険上司事件

・「やる気がないなら会社を辞めるべきだと思います。当SCにとっても、会社にとっても損失そのものです。(略)あなたの給料で業務職が何人雇えると思いますか」
・「これ以上、当SCに迷惑をかけないでください」とのメールを同じ職場十数名に送信

出典:パワーハラスメント関連判例 - News and Archives

判決:慰謝料5万円の支払い

 これは、名誉毀損にはあたるものの人格否定とはいえないため、パワハラではないという判決がでた事例です。このようなことをされた社員としては、不服な判決だったのではないでしょうか。

松蔭学園事件

被害者は、約5年もの間クラス担任を含む一切の仕事から外され、さらにその後の7年は自宅研修を命ぜられたのだとか。

出典:パワハラの裁判例 - パワハラ110番

判決:賠償金600万円の支払い

 これは一般企業ではなく、学校で起きた事件です。この教員は明らかに精神的苦痛を受けており、パワハラの典型的な事例だと言えます。教育をする学校という場でも、パワハラは十分起こりえるのです。

長崎海上自衛隊員自殺事件

・「お前は覚えが悪いな」「バカかお前は、三曹失格だ」「お前はとろくて仕事ができない、自分の顔に泥を塗るな」などの発言
・閉鎖的な艦内で継続的に行われたもので、指導の域を超えるものといわざるを得ない

出典:パワーハラスメント関連判例 - News and Archives

判決:慰謝料350万円の支払い

 艦内という閉じられた場所、つまり逃げ場が無い状態で行われたパワハラです。自衛隊という、規律が正された場所というイメージがあるところでさえも、いじめのようなことが横行しています。

 言った本人は貶めるつもりはなくても、言われた側が苦痛だと感じた時点でパワハラとなってしまいます。大きな事件にならないようにするために、言葉選びは慎重に選びましょう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する