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最良のコミュニケーションの取り方が遂に明かされる!今すぐ知りたい伝達力向上テクニック

ichiba hideki

2014/05/24(最終更新日:2014/05/24)


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by spinster cardigan
 仕事においてもプライベートにおいても、良いコミュニケーションをとるということは非常に大切なことです。人間関係をよりよく構築していくために必要なことはいくつかありますが、今回はその中でも伝達力について取り上げたいと思います。伝達力とは、端的にいえば「こちらの意思が相手に伝わる」力のことであり、コミュニケーションを円滑に進めるために最も頼りになるスキルの1つです。これは日常生活の中でも意識をすることで鍛えていけますので、早速ポイントを見ていきましょう。

メラビアンの法則

 これは有名な話ですが、人は話を聞いているときに、相手の口から発せられた言葉の内容はわずか7パーセント程度しか重要視していないという臨床データがあります。言語情報よりもその人の話し方や声の抑揚、スピード、または身振り手振りや表情といった見た目から、大部分の情報を受け取っているのです。試しに、自分のあごを触りながら「おでこに何かついているよ」と誰かに言ってみてください。きっとその人は「え、どこどこ?」と言いながら自分のあごに手をやるでしょう。

 ここに伝達力を向上させるヒントがありまして、いくらわかりやすい言葉でしゃべったとしても、効果的に相手にその印象が残るかといえば、必ずしもそうではないことを自覚しましょう。時にジェスチャーを交えながら、身振り手振りを使って、声に抑揚を持たせ表情豊かに話すことができれば理想的です。これができるようになれば、あなたが話したことは相手の記憶に印象深いものとしてとどまりますから、結果として伝わる確率もアップするわけです。

五感に訴えて伝達力急速アップ

 実は、優れた俳句や川柳などには伝達力をアップさせるための大きなヒントが隠されています。人にはそれぞれ「有意感覚」というものがあり、五感(味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚)の中で自分が特に優先するものが存在します。

 例えば、視覚優位タイプの人だと「見た目重視」になりますので、話の内容に「画」としてイメージができそうな表現が盛り込まれていると、抜群に心に響きます。また体感覚優位タイプは味覚や聴覚、触覚重視型で、匂いや音、さわり心地などが連想されるような表現を好みます。もはや世界中で有名な松尾芭蕉の俳句「古池や蛙飛び込む水の音」ですが、この句には映像も音も連想させる表現が使われているため、広く親しまれていると考えられています。あなたも相手の五感に上手く訴えられるようになれば、伝達力をさらに伸ばせることになるのです。


 ここで紹介してきた方法は、どれも日常生活のちょっとした会話の中で意識できることばかりです。ぜひ今日から実践し、良いコミュニケーションがとれるような人になりましょう。

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