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仕事の効率に大きく関係する!?朝食を食べないといけない理由とキーワード\"ブドウ糖\"

ichiba hideki

2014/05/17(最終更新日:2014/05/17)


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by holycalamity
 みなさん、朝食を食べて、仕事に出かけていますか。「平成23年国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)によると、朝食の欠食率が非常に高い数値となっています。仕事をする年代をみると、朝食を食べない男性は、20代 53.6%、30代 46.7%、40代 50.0%、50代 17.1% となっており、朝食を食べない女性は、20代 41.4%、30代 30.4%、40代 22.2%、50代 22.0% です。朝食を食べない人が多い中、仕事をしているわけですが、朝食を食べないことと仕事の関係について、紹介していきます。

1.仕事の効率をもたらすエネルギー源"ブドウ糖"

 人は仕事をしますが、仕事には頭や手足を使います。手足よりも頭、すなわち脳を使う仕事の方が多いことでしょう。脳を機能させるエネルギー源はブドウ糖です。ブドウ糖は脳に貯蔵されていますが、ブドウ糖の貯蔵量は少なく、脳を使っていると、脳にあるブドウ糖の備蓄では足りず、血液中に含まれるブドウ糖の供給を受けるのですが、それでも、およそ1時間で脳に貯蔵されているブドウ糖が消費されてしまうと言われています。

 頭を使う仕事を効率よくやっていくためには、絶えず、ブドウ糖の供給を血流を通じて脳は受ける必要があるのですが、血液中のブドウ糖の量は常に一定というわけではなく、食事の影響を受け、食事の前後の時間帯によって、血液中のブドウ糖の量が変動します。

2.仕事のエネルギー源となる朝食を食べることは重要

 血液中のブドウ糖の量が低くなるのは、朝食前の時間帯であると言われています。朝食を食べないでいると、脳に十分な量のブドウ糖が供給されません。朝食を食べると、低下していた血液中のブドウ糖の量が増え、脳が働くのに十分な量のブドウ糖が供給されるというメカニズムが働きます。仕事をするには、脳に十分なブドウ糖を供給した方が、脳が働き、朝食を食べた方がいいのか、そうでないかの答えは明白です。仕事を効率的にするには、朝食は食べた方がいいということになります。

 逆に、朝食を食べないと、脳に十分なブドウ糖が供給されませんので、集中力が低下したままということになります。集中力が低下すると、仕事で、簡単なことでもミスをしたり、記憶できなくなったり、人の話を聞けなくなったりというように、悪い出来事がおこりやすくなると考えられます。


 したがって、仕事のエネルギー源となる朝食を食べることは、仕事の量や質や効率を高めるために、たいへん重要なことです。ですので、是非仕事に行く前は少しでも朝食を取って、しっかり働けるようにしましょう。

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