業務フローをわかりやすくまとめる「マニュアル」。ナレッジが蓄積されたマニュアルがあることで、生産性を一気に高められます。
本記事では、業務マニュアルを作成する際に便利なテンプレートのサイトを8つご紹介。
これからマニュアルを作成しようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- テンプレートを使う3つのメリット
- おすすめテンプレートサイト比較
- テンプレートを使う際の注意点
マニュアル作成時にテンプレートを活用する3つのメリット
「業務マニュアルを作成しないといけないけれど、何から手を付けたらいいのかわからない……」という方も多いのではないでしょうか。業務マニュアルを効率的に作成するためには、テンプレートを活用することがおすすめです。
まずは、マニュアル作成時にテンプレートを活用する3つのメリットを紹介します。
1.必要な項目を抜け漏れなく入れられる
マニュアル作成時にテンプレートを活用する1つ目のメリットは、必要な項目を抜け漏れなく入れられることです。
初めてマニュアルを作る場合、どうしても情報漏れができてしまうことが多いです。
テンプレートを使うと必要な項目が網羅されているので、必要な項目を過不足なく伝えやすいことがポイント。
マニュアルで基本の流れを確認しながら、自社ならではのフローがある場合追加することで、抜け漏れを防ぎましょう。
2.デザインを考えなくてもよい
マニュアル作成時にテンプレートを活用する2つ目のメリットは、デザインを考えなくてもよいことです。
テンプレートは、デザインがはじめから作り込まれています。プロが作ったデザインなのでシンプルながらも、綺麗にまとまっています。
また、マニュアルごとにデザインを統一できるのも魅力です。
マニュアルを複数人で作ると、「なんだか統一感がなくてバラバラ」という状態になってしまいがち。
テンプレートがあると、デザインを統一できるので、複数人でそれぞれのページを作成しても、デザインが変わってしまうということがありません。
3.効率的にマニュアル制作できる
マニュアル作成時にテンプレートを活用する3つ目のメリットは、効率的にマニュアル制作できることです。
いきなりマニュアルを作成し始めた場合、入れたい情報を検討したり、推敲したりするのに時間がかかります。
テンプレートを活用すると、はじめから必要な項目の順番や情報が順序だっているので、必要な情報をピックアップするだけで、スムーズに作成できます。
「短期間でマニュアルを作成したい」という方はテンプレートを活用するといいでしょう。
業務マニュアル作成に役立つテンプレートサイト8選
業務マニュアルを作成する際には、テンプレートを活用することで、効率的に作成できることがわかりました。
「テンプレートを使いたいけれど、どこでテンプレートを手に入れられるのかな?」と疑問の方もいらっしゃるでしょう。
次は、実際に役立つテンプレートサイトをご紹介します。必要なテンプレートの種類や、好みのデザインのものを選んでみてはいかがでしょうか。
1.SILAND.JP
業務マニュアル作成に役立つテンプレサイトはたくさんあります。
その中でも「SILAND.JP」では、普段の業務でWordを多用する方におすすめです。SILAND.JPでは、Wordを使用したテンプレートが無料でダウンロードできます。
Wordさえ使えれば業務マニュアルを作成できるため、「Wordをよく活用する」という方には、非常におすすめのサイトです。
また、SILAND.JPでは、特別なソフトをインストールする必要はなく、圧縮ファイルを解凍するだけで使えます。扱い方まで詳しく解説してくれているので、パソコン操作に詳しくない方でも、簡単に操作できるでしょう。
>>業務マニュアル作成のテンプレサイト「SILAND.jp」はこちら!
2.bizocean
「人気のテンプレートを使いたい」という方には、「bizocean」のテンプレートがおすすめです。
「bizocean」では、それぞれのテンプレートの平均評価が表示されており、平均評価を比較すると、人気や定番のテンプレートが一目でわかるのが特徴です。
取り扱っているテンプレートの数はなんと合計37,461点。労務や庶務、電話対応などといった業務内容ごとに分かれた多種多様な、テンプレートがダウンロードできます。
無料で利用することができることや、一般的なソフトであるExcelで操作できることもポイントです。
>>業務マニュアル作成のテンプレサイト「bizocean」はこちら!
3.POWER POINT DESIGN
PowerPointを使ったマニュアルを作成したい方は、「POWER POINT DESIGN」がおすすめです。
POWER POINT DESIGNでは、おもにPowerPointを使用した、あらゆる文書のテンプレートがストックされています。
伝わりやすさと生産性重視の、ビジネス向けのテンプレートが多いことが特徴。項目から簡単にテンプレートを選べるようになっており、探す時間を短縮できて、便利です。ビジネスシーンで効率的に、かつ有効に活用しやすくなっています。
「POWER POINT DESIGN」のサイトと同様にスッキリしたテンプレートを作りたい方におすすめです。
>>業務マニュアル作成のテンプレサイト「POWER POINT DESIGN」はこちら!
4.経費削減実行委員会
「経費削減実行委員会」の特徴としてまず挙げられるのが、扱っているテンプレートの種類の豊富さです。
マニュアルテンプレートだけでなく、契約書・企画書などのテンプレートも扱っています。また、業種にあわせたテンプレートをテンプレートを選択できるので、より精度の高い内容が見つかります。
そして、「経費削減実行委員会」は、ExcelやPowerPoint、PDFなどからファイルの形式も選べられることも魅力です。
テンプレートの種類だけでなく事例も豊富なため、マニュアルに必要な情報に漏れがないかどうかを確認する際にも活用できます。
>>業務マニュアル作成のテンプレサイト「経費削減実行委員会」はこちら!
5.日本マイクロソフト
「日本マイクロソフト」は、Microsoftが提供するテンプレートサイトです。
洗練された美しいデザインの豊富なテンプレートがダウンロード可能。
また、Word、Excel、PowerPoint別に検索することもでき、会社で統一されている形式に合ったテンプレートを選択できます。
Microsoftのソフトを活用してテンプレートを活用する際に、効率化に一役買ってくれること間違いなしの公式テンプレートサイトです。
>>業務マニュアル作成のテンプレサイト「日本マイクロソフト」はこちら!
6.[文書]テンプレートの無料ダウンロード
「[文書]テンプレートの無料ダウンロード」では、Excelで作成したマニュアルテンプレートをダウンロードすることができます。
マニュアル作成のコツも載っているので、そちらも合わせてチェックするといいでしょう。
業務マニュアル作成のテンプレサイト「[文書]テンプレートの無料ダウンロード」はこちら!
https://template.k-solution.info/2007/03/012_1.html
7.Dojo
「Dojo」は、導入企業社数2,400社を突破した、マニュアルを始めとする有料のコンテンツ作成ツールです。
豊富なテンプレートから選べて、自動作成機能により簡単に綺麗な業務マニュアルを作成できます。
会社に導入することで、1からマニュアルを作成する手間が省け、効率が上がること間違いなし。
画面上に付箋を置くことができ、簡単にメモができることや、コールセンターを利用してマニュアルを作れることも魅力です。
>>業務マニュアル作成のテンプレサイト「Dojo」はこちら!
8.iTutor
「iTutor」はWordやExcel、PowerPointなどのマニュアル作成ができる有料ツールです。
パソコンの操作をマニュアル化したり、動画を活用することも可能です。
オンラインセミナーもあるので、参考にしてみるといいでしょう。
>>業務マニュアル作成のテンプレサイト「iTutor」はこちら!
マニュアル作成時にテンプレートを利用する際の注意点
たくさんのテンプレートがあって、どれを選んだらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
テンプレートを選ぶ際は、自分の会社にあったものを選ぶことが重要です。
特に、今回紹介したテンプレートサイトでは、経費削減実行委員会やbizoceanでは、様々なシーン、業種に合わせたテンプレートを選択可能。自社に近いテンプレートを見つけやすいでしょう。
しかし、どのテンプレートでも「テンプレートをそのまま使う」だけでは物足りないもの。テンプレートの内容を元に、自社に合うよう内容を取捨選択し、カスタマイズしたり、組み合わせたりして使いこなすようにしてください。
テンプレートを使ってマニュアルを効率的に作成しよう
- テンプレートを使うと効率的にテンプレートを作成できる
- テンプレートは無料からダウンロードできる
- 自分の会社にあったマニュアルをカスタマイズして作ることが重要
業務マニュアルがあることで、社員のナレッジを一定以上に保つことができたり、生産性を高めたりすることができます。
また、業務マニュアルを整えることは、教育に割く時間コストの削減にも繋がります。
本記事で紹介したテンプレートサイトを活用し、効率的にマニュアルを作成してみてはいかがでしょうか。
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