1. 「エクセル」でリソース不足の警告が出たらどうすべき?仕事中に余計な作業を増やさないためのマメ知識

「エクセル」でリソース不足の警告が出たらどうすべき?仕事中に余計な作業を増やさないためのマメ知識

「エクセル」でリソース不足の警告が出たらどうすべき?仕事中に余計な作業を増やさないためのマメ知識 1番目の画像

 エクセルでファイル保存をしようとした時、「リソース不足のため、このタスクを完了することができません」という表示が出ることがある。

 今回は、エクセルを使う人にとって厄介な「リソース不足の警告」が出る原因と、対処法について紹介したい。

エクセルでリソース不足が起こる原因とは

そもそもエクセルでいう「リソース」とは?

 まず、広義でのリソースは「ソフトやハードの動作に必要なCPUの処理速度やメモリ容量、ハードディスクの容量」のことを指している。

 一方でエクセルにおける「リソース」は、メモリ容量のことを指しているのだ。

エクセルのリソース不足が起きる原因はさまざま

 エクセルでリソース不足が起こる原因は1つだけではない。

 「メモリ容量が足りない」「エクセルの機能的限界」「不要なファイルが残ってファイルが肥大化」「常駐ソフトがリソースを消費している」など、エクセルのリソース不足が起きる原因はさまざまだ。

エクセルでリソース不足になる原因①:エクセルのシート数、行数が多い

 単純に「メモリ容量が足りない」という場合に考えられるのが、エクセルのシート数や行数などが多すぎるということ。

 1つのエクセルブックのデータが大きすぎるパターンだ。

エクセルでリソース不足になる原因②:使っていないデータが残っている

 長い間エクセルファイルを使用したり、ファイルを使いまわしたりするうちに、マクロやツールバー、書式などの使っていないデータが残ってしまうことがある。

 データ数は一見すると少ないように見えるかもしれないが、意外にもメモリ容量を消費していることもあるのだ。

エクセルでリソース不足になる原因③:常駐ソフトが多い

 PCを起動するときに自動的に起動するプログラム「常駐ソフト」が多い場合にも、リソース不足が生じる。

 Windowsの場合、スタートメニューのタスクバー右端に様々なアイコンが並んでいるが、これらがパソコン起動時に自動実行される常駐ソフトだ。

 常駐ソフトは、その一つひとつがリソースを消費するため、タスクバー端に大量のアイコンが並んでいるだけでパソコンの動作は重くなる。

 リソース不足になったときは、エクセルだけでなくPC本体のほうにも原因がないか?を考えてみよう。

エクセルでリソース不足になったときの対処法

リソース不足の対処法①:エクセル以外で使用していないソフトを閉じる

  リソース不足は、常駐ソフトがたくさんあると起こりやすい。

 タスクトレーに表示されているソフトのうち、使用していないソフトは整理して常駐ソフトから外し、PCの動作を軽くしよう。

リソース不足の対処法②:エクセルファイルを分割する

 シート数や行数が多く、ファイル容量が多くなっている場合、エクセルファイルを分割してみよう

 ブックのメモリ消費量を減らすことで、リソース不足を解決できる。

リソース不足の対処法②:エクセルの仮想メモリを最大値に設定する

 メモリ不足の場合はメモリ増設で対処できるが、比較的新しいパソコンだとメモリ不足は起こりにくい。

 しかし、エクセルのリソース不足は、仮想メモリ上で動くため、物理メモリの容量があってもリソース不足になることがあるのだ。

 その場合は「仮想メモリを最大値」に設定しよう。

 仮想メモリの設定は、コントロールパネルからシステムの詳細設定にて行える。

仮想メモリ値を変更する方法

  • スタート>システム>システム情報>システムの情報詳細>詳細設定>パフォーマンスの設定>詳細設定>変更>
  • Cドライブが見えない場合
    →「すべてのドライブのページングファイルサイズを自動的に管理する」のチェックを外して、ドライブを選択する

リソース不足の対処法③:エクセルファイルの履歴に残っているデータを削除する

 ツールバーやマクロなどの追加を繰り返すと履歴が残り、ゴミデータがどんどん増えていくことがある。

 現在使っているシートを新しいブックにコピーして保存して解決する場合もあるが、ここではエクセルの構成ファイルを初期化する際の方法を紹介したい。

 以下に紹介する方法を試すときは、「ブックの保護と共有」機能が有効になっているとエラーが起こるため、チェックを外す必要があるので注意しておこう。

リソース不足解決! エクセルの構成ファイルを初期化する方法

  • 「C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Local Settings\Temp\」の中の「*.emf」ファイルを削除

    →エクセルでエラーを起こした時の残骸を消去
  • 「C:\Users\XXXXX\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\Excel14.xlb」の「*.xlb」ファイルを削除する

    →ツールバーなどの履歴データを消去


 紹介してきた対処法を試しても解決しない場合は、エクセルファイルをリカバリーする他ない。しかし、稀にハードディスクの損傷で異常が発生することもある。

 リカバリーしても解決できない場合は、ハードの損傷を調べてみよう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する